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「コンフィデンスマンJP」興収33.5億円を記録

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「コンフィデンスマンJP」興収は“赤星の被害額”超え!長澤まさみらファンに感謝

映画ナタリー 2020年9月7日配信記事より引用

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」大ヒット御礼舞台挨拶が本日9月7日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、キャストの長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、関水渚、江口洋介、監督の田中亮が出席した。

「コンフィデンスマンJP」の劇場版シリーズ第2弾となる本作。公開初日の7月23日から9月6日にかけて観客動員247万人、興行収入33.5億円を記録している。前作の興収29.7億円を大きく上回る大ヒットに、小手は「(江口演じる)赤星の前作の被害額を超えましたね!」と劇中の数字と比較しながら喜んだ。

“子猫ちゃん大感謝祭!!”と銘打たれた本イベントでは、事前にSNSで募集した子猫ちゃん(ファンの呼称)からの質問に登壇者たちが回答。次回作の製作も決まっているため、「次は誰をオサカナ(ターゲット)にしたいですか?」という質問にはキャスト陣が好き勝手に豪華ゲストの名を挙げる。江口が「モーガン・フリーマンはどうですか!?」と言えば、東出と関水は「(レオナルド・)ディカプリオがいいなあ」と夢想。さらに長澤が「あの人しかいないですよね!」と振ると、小手がロバート・デ・ニーロ風の表情と動作で応じ、共演者たちを爆笑させる。

また本作のイベントに初参加した江口には「赤星はやっぱりダー子さんに惚れてるんでしょうか?」という質問が。江口は「どうなんですかねー」と熟考したのちに「憎しみからの愛情というか。曲がった恋愛感情を持っているので、これからどうなっていくか?という感じですかね」と思わせぶりに語る。ダー子役の長澤も「ダー子も愛情を注いでると思いますよ?」と返し、ファンの期待を高めた。

また話は「コンフィデンスマンJP」シリーズの“軸”にまで及び、田中は「荒唐無稽なストーリーやキャラクターの物語なので、コメディ部分は真面目にふざけようと、連続ドラマの一番最初に話し合いました。面白くないところは『面白くない』と客観的に言えるような関係でいようと。そこは貫いていることだと思います」と真摯に答えた。

最後は「ダー子は何者だと思いますか?」という質問。これには長澤自ら「理想を現実にしてしまったキャラクター。なんでもできるし弱点がない。つかみどころのない感じ」と解説する。東出も「ちょっと勉強したら客室乗務員になれたり、ラケットを持てば卓球がうまかったり……天才的だし、詐欺にかける情熱がすごい」と分析すると、小日向は「一人っ子って感じがする。溺愛されて育った感じ。ご両親がすごく頭よかったんだろうね!」と勝手に予想し始め、長澤や田中を「そんな設定が!?(笑)」と驚かせていた。

本日の舞台挨拶は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、同劇場内の別のスクリーンに中継された。登壇者たちは、カメラを通して「皆さん何回観に来てくださったんですか?」と質問し、5回以上のリピーターもいることに驚きと喜びの声を上げる。長澤は「この作品が愛されていることが実際にわかって、素直にうれしい気持ちでいっぱいです。次も楽しんでもらえる作品になるよう努めていきたいと思います!」とキャスト・スタッフを代表して意気込んだ。

「コンフィデンスマンJP プリンセス編」は全国で上映中。



『コンフィデンスマンJP』がヒット ドラマ映画化の強さはまだ健在?

RealSound 2020.08.12配信記事より引用

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』は、昨年公開された映画『ロマンス編』と同様、古沢良太の脚本を田中亮が監督している。『コンフィデンスマンJP』は信用詐欺師(コンフィデンスマン)たちを主役にした作品で、物語は毎回、ダー子(長澤まさみ)たち詐欺師がターゲットを騙すために、あの手この手を駆使するというもの。

今回のターゲットは、世界有数の大富豪フウ家の当主レイモンド・フウの遺産。ダー子は詐欺師の片棒を担がされていた16歳の少女・コックリ(関水渚)を、レイモンドの隠し子・ミシェルに仕立て上げて、フウ家の遺産をだまし取ろうとする。

『コンフィデンスマンJP』もまた、役者のポテンシャルを見事に引き出したコメディ作品なのだが、福田雄一が、役者たちとの交流で生まれた現場のライブ感を重視するのに対し、古沢良太の脚本が中核にある本作は、物語とキャラクターが細部まで作り込まれており、古沢が構築した難しい役に挑むことで、俳優たちは新たな魅力を引き出されている。

ジョージ・ロイ・ヒル監督の『スティング』を筆頭に、昔から詐欺師が主人公の映画には傑作が多いのだが、それは詐欺師と役者が「演じている存在」という意味において、とても近い存在であるため、役者が役にシンクロしやすいのだろう。その意味で様々な役を演じるダー子たちの振る舞いは、役者自身の演技による俳優論と言えるところがあるのだが、今回の『プリンセス編』は特にその傾向が強い。

ダー子と共に偽物のプリンセスとしてフウ家に潜り込んだコックリは、最初は無学で垢抜けない少女だったが、ダー子と詐欺師としてのミッションに挑む中で、心身ともに美しく成長していく。そんなコックリの変化が、新鋭女優・関水渚の成長物語と重なることが本作の面白さだろう。

その意味でも『プリンセス編』は、宮崎駿監督のアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』のような立ち位置の作品で、世の中には本物も偽物もなく、演じることで人は何者にでもなれるというメッセージは『コンフィデンスマンJP』が描いてきたテーマの集大成であると同時に、それ自体が優れた俳優論だったと言えるだろう。

映画の舞台はマーレシアのランカウイ島。ゴージャスな建築物や着飾ったセレブたちが集う姿は豪華絢爛で、コロナによって国家間の旅行が難しくなった現状を考えると夢のような物語である。この現実から切り離された夢を描こうという姿勢は、80年代の時代劇に徹した『今日から俺は!!』にも通じるスタンスで、だからこそ、この2作は熱烈な支持を得ているのだろう。コロナに疲れている人は、この2作を観て、せめて映画の中だけでも辛い現実を忘れてほしい。

■成馬零一
76年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

『コンフィデンスマンJP プリンセス編』

全国公開中
出演:長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、関水渚、古川雄大、白濱亜嵐、柴田恭兵、北大路欣也、竹内結子、三浦春馬、広末涼子、織田梨沙、ビビアン・スー、滝藤賢一、濱田岳、濱田マリ、デヴィ・スカルノ、石黒賢、前田敦子、生瀬勝久、江口洋介
監督:田中亮
脚本:古沢良太
主題歌:Official髭男dism「Laughter」(ポニーキャニオン/ラストラム・ミュージック・エンターテインメント)
配給:東宝
制作プロダクション:FILM
製作:フジテレビ・東宝・FNS27社
(c)2020「コンフィデンスマンJP」製作委員会



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