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ラグビーワールドカップ2019日本大会 全試合4K放送はJSPORTS

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ラグビーワールドカップ2019日本大会 全試合4K放送はJSPORTS

ラグビーワールドカップ2019日本大会は9月20日、日本VSロシア(東京スタジアム)で開幕しますね。ラグビーワールドカップ開幕まで1ヶ月をきっていますね。前回大会のイングランド大会では五郎丸選手のルーティンがブームになりました。ワールドカップ前のテストマッチでは3試合全勝と調子も上がってきている様です。そのラグビーワールドカップ2019日本大会は全試合生中継でしかも4K放送するのはJSPORTSのみ!4K放送でラグビーの臨場感を楽しみましょう!

ラグビーワールドカップ2019日本大会ジJSPORTSで全48試合4K生中継!

ジェイコムマガジンより引用

4年に1度行う行われる15人制ラグビーの世界最強決定戦がいよいよ開幕。アジア初開催となる日本で繰り広げられる、世界最高峰の熱き戦いを楽しもう!

あの感動再び!日本代表世紀の大勝利を呼び起こすキーマンはこの7人!

前回果たせなかった予選プール突破を目指す日本代表。勝利の鍵を握る注目の選手をチェック!

JSPORTSより引用

強靭な肉体で圧倒 姫野一樹(25歳)

 

LO(ロック)

リーチが怪我で不在の際はキャプテンを務めた日本代表の若きリーダー。日本人離れした強靭な日があれば向きで突破力は外国人選手に劣らない。甘いマスクで女性人気が急上昇中。

ハードなランとタックルが魅力。実力、人気も急上昇の若きFW
この1年で一気にスターダムにのし上がった、ハードなランが一番の魅力のバックファイブだ。FL(フランカー)、NO8(ナンバーエイト)といったバックローでの出場が多いが、LOとしてもプレーできる身体の強さもあり、昨年、スーパーラグビーデビューを果たすと11試合に出場。今シーズン序盤は、ワールドカップを控えてオフを取っているが、中盤から今年も中核としてプレーするはずだ。

中学からラグビーを始め、春日丘高校時代からフィジカルに強い選手として際立っていた。高校3年の終わりには、高校ジャパンを飛び越えてジュニア・ジャパンやU20日本代表として選出。帝京大学でも早くから試合に出場していた。大学選手権では8連覇を達成したが、最終学年は足のケガもあってやや不完全燃焼に終わってしまった。

2017年度、帝京大学を卒業し、トヨタ自動車に入部。2007年のワールドカップで南アフリカ代表を優勝に導いたジェイク・ホワイト監督からチームキャプテンに指名された。6トライを挙げる活躍を見せてチームをトップ4へ押し上げ、さらに新人賞と、FLとしてベスト15をダブル受賞。さらにサンウルブズでも気を吐き、11試合に出場。チーム内で最も活躍した新人選手にも選出されている。

昨年は持ち前の突破力だけでなく、タックルも磨いた。日本代表ではすでにリーダーの1人に指名されており、サンウルブズでもプレー面やリーダーシップも期待される。

◆出身中学は名古屋の御田中学で、同級生には2016年度の大学選手権決勝で相対した東海大学主将のFL磯辺裕太(現・豊田自動織機)がおり、WTB(ウィング)羽野一志(NTTコミュニケーションズ)も先輩だ。こだわりはやはり「筋肉」で、特に上腕三頭筋が自慢。好きな歌手はケツメイシで、温泉や海外旅行に行くことがリラックス方法で、このオフもハワイへ行ったという。

勝利を導くトライゲッター勝利を導くトライゲッター レメキ ロマノ ラヴァ(30歳)

WTB(ウィング)
まるで弾丸のような走りを披露するトライゲッター。走力あるだけでなくあたりも強く、タックラーをはね飛ばすこともある。リオ五輪の7人制日本代表で東京五倫も視野に。

リオ五輪でも活躍。パワーとスピードを兼ね備えたフィニッシャー

爆発的なスピードとバネを誇るトライゲッターだ。かつて7人制日本代表のエースとして活躍し、リオデジャネイロ五輪4位の原動力となり、大会の優秀選手賞「ドリームセブン」にも選出されたパワフルランナーだ。

リオ五輪後は、2015年ワールドカップ大会の日本代表の躍進に心を打たれて15人制に専念することを決めて、すぐに日本代表に選出され、サンウルブズでも経験を積んだ。

両親はトンガ出身、自身はニュージーランドで生まれ、その後、家族とともにオーストラリアのブリスベンに移住し、タイルを運ぶ仕事をしながらレッズのアカデミーで研鑽を積んだ。20歳の時にキヤノンから声がかかり来日。マツダ、Hondaと日本でのプレーを続けている。

2016年秋、ジョセフ ヘッドコーチが就任し、すぐに日本代表に選ばれてアルゼンチン代表戦で初キャップを獲得したが、ジョージア戦で左膝を負傷し、リハビリ生活を余儀なくされた。それでも2017年10月に日本代表に復帰を果たし、その勢いのまま、昨年からサンウルブズに加入し、2018年度のトップリーグでは8トライを挙げて、トライ王にも輝いた。

2020年の東京五輪も視野に入れているが、今は2019年のラグビーワールドカップ出場に集中している。パワフルなランでリオ五輪に続いて、世界を驚かせることができるか。

◆ベンチプレスは、BK(バックス)ではもちろんトップでFW(フォワード)なみで160kg×2回は上がるという。「日本が世界で一番好きな国」と、日本人の奥さんと結婚していたレメキは、2014年8月には日本国籍を取得。3人の男の子のパパ。好きな漫画はドラゴンボールで、生まれ変わるなら「スーパーサイヤ人になりたい!」。年末年始は久しぶりにブリスベンで過ごしたという。趣味はDIYだ。好きな食べ物は寿司と焼肉。愛車はHondaのストリーム。愛称は「マノ」。

頭脳明晰スピードスター 福岡 堅樹

WTB(ウィング)

日本が誇るスピードスター。ボールを持った瞬間トップギアに入り、目の前のディフェンスを置き去りにする。特技はピアノで、ワールドカップ終了後は医師を目指す異色のラガー。

そのスピードは世界クラス。日本が誇る「韋駄天」ランナー

日本が世界に誇る韋駄天で、そのスピードは世界トップクラスのWTBだ。15人制で2015年のワールドカップ、そして2016年夏のリオデジャネイロ五輪を経験した唯一の選手であり、現在ではジェイミージャパンのエースだ。

5歳から玄海ジュニアラグビークラブでラグビーを始め、現在、ラグビー協会を務める森重隆氏が監督を務めていた福岡高校3年時に全国高校大会(花園)に出場。祖父が医者、父親が歯医者のため医学部を目指し、1年間の浪人を経て、医学部こそ合格しなかったが筑波大学に進学した。

2012年、大学1年時の全国大学選手権準優勝の活躍がエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(当時)に認められ、ジュニア・ジャパンに選出。2013年になると大学2年の春に日本代表に招集され、フィリピン代表戦で初キャップを獲得し、秋のスコットランド代表戦で2トライを挙げてスターダムにのし上がった。

2016年度からパナソニック ワイルドナイツに入り、ルーキーイヤーからWTBの定位置を確保。高校時代に鍛えたタックルの強さにも定評があり、ジェイミージャパンになってから、意識的に練習したハイボールキャッチでも強さを見せる。

一昨年、初のサンウルブズでも輝きを見せて、4トライを挙げてチーム内MVPにも輝くなど国際舞台での経験を積んできた。2015年ワールドカップでは1試合しか出場できず、悔しい思いもした。2019年ワールドカップではエースとしてトライを量産したい。

◆将来の夢は医師であり、2019年で15人制の日本代表は一区切りと考えており、2020年の東京五輪後は、再び大学に進学して医学の道を志すことを決めている。学生時代はピアノを習っており、バンドも組んでいた。マウスピースは歯科医の父が作っている。大学は情報の勉強していたため、PS4を持っているなどゲームが趣味の1つ。実家で飼っている猫の「るーくん」をかわいがっている。

チームを牽引する小さな巨人 田中 史朗(34歳)

SH(スクラムハーフ)
判断力に優れたスクラムハーフ。23歳の頃、「小学生からお前どこ小」と小学生に間違えられた逸話があるほど小柄で童顔だが、日本代表の精神的支柱。プレイ面でも強烈なタックルを連発。ワールドカップ3回目と言う経験にも期待。

日本人初のスーパーラグビー選手。判断力は世界基準

2013年に日本人として初のスーパーラグビー選手となり、ハイランダーズで4年プレーしてきた。昨年からサンウルブズでもプレーした。2015年ワールドカップでも十二分に存在感を示して日本代表の勝利に貢献したように、判断力、ボールさばきは世界クラス。近場でもタックルで身体を張る。

小学4年で競技を始め、京都の伏見工業高校では花園ベスト4、ニュージーランド留学やU19日本代表を経て成長。京都産業大学では全国大学選手権ベスト4に貢献した。2007年に三洋電機(現パナソニック)入りし、1年目から活躍。日本選手権優勝、トップリーグ新人賞に輝いた。

2008年春に初キャップを獲得するとすぐに日本代表でも中軸となり、2011年、2015年ワールドカップにも出場。2012年からは現在、サンウルブズを指揮するトニー・ブラウンの下、ニュージーランドのITM杯(Mitre10杯)にも挑戦。その活躍が認められて、2013年に日本人として初のスーパーラグビー選手となり、現在、日本代表の指揮官でもあるジェイミー・ジョセフ氏に4年間薫陶を受けた。

ハイランダーズでは控えが多かったこと、そして、サンウルブズが日本代表の強化を兼ねることから、昨年からサンウルブズでプレーした。トップリーグでは今年から12年プレーしたパナソニックからキヤノンへ移籍。やはり、経験値では他のSHと比べて頭ひとつリードしている。34歳で迎える3度目のワールドカップだが、その存在感は揺るがない。

◆愛称は「フミ」「ジャック」。「ジャック」は田邉淳(元サンウルブズやパナソニックコーチ)の息子の愛称に由来。実家は農家で京野菜を作っている。趣味はUFOキャッチャー。奥さんは元三洋電機などで活躍したバドミントン選手の智美さん(旧姓・作山)で、田中選手を栄養面でサポートする。一女一男のパパでもある。オフは滝行で気合いを入れた。

適用翻弄する華麗なステップ 松島 幸太朗(26歳)

FB(フルバック)/WTB(ウィング)

しなやかなランと華麗なステップで相手を翻弄。アタック力に定評があるが、敵を一発で仕留めるハードタックルもワールドクラス。普段はシャイで口数が少ないがは芯は強い。

年々進化する日本を代表する攻撃的バックスリー

ジェイミージャパンになって以来、主にFB(フルバック)として出場しているが、2015年ワールドカップではWTBとして、日本代表としてCTB(センター)としてプレーしたこともあるように、天性のバネとランに長けた万能BK(バックス)だ。またタックルも強く、ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチが就任した後の日本代表でも、中心選手として存在感を見せ続けている。

日本ではサッカーやバレーボールをしていたが、ラグビーは南アフリカに住んでいた12歳~13歳頃に始め、日本に戻ってからはワセダクラブでもプレー。高校は桐蔭学園に進学。脅威のカウンター能力を見せて、3年では花園で優勝を経験。卒業後は日本の大学に進学せず、南アフリカのシャークス・アカデミーで経験を積み、U20南アフリカ代表候補にも選出されたが日本代表になれなくなる可能性があるため断った。

エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ体制下の2013年11月には日本代表に初招集され、2013年12月から日本に戻り、2014年春のフィリピン代表戦で初キャップを獲得。日本ではサントリーでプレーを続けるが、同時にワラターズ、レベルズと、サンウルブズとオーストラリアカンファレンス所属のスーパーラグビーのチームでも研鑽を積んだ。

2018年秋の日本代表遠征やテストマッチはケガの影響で不参加となったが、キックとアンストラクチャーを武器とする日本代表にとって、鋭いランが魅力の松島の存在は欠かせない。練習ではWTBでプレーすることもあり、ワールドカップではWTB、FBとして主にプレーすることになろう。

◆ジンバブエ出身で、南アフリカでジャーナリストとして働いていた父(故人)と日本人の母を持つ。好きな食べ物はカレー、嫌いな食べ物はキノコ。子どもの頃の憧れはジャッキー・チェン、趣味はゴルフと映画鑑賞。好きな歌手はエミネム、リアーナ。好きな場所は谷中。愛称は「マツ」。2019年春のオフにはサッカーチャンピオンズリーグ決勝も観戦した。

五郎丸に変わる絶対的司令塔 田村優(30歳)

SO(スタンドオフ)、CTB(センター)

日本代表の司令塔。中学までサッカーをやっていたこともあってキックのスキルが高く、スペースをつく感覚にもたけている。ジェイミー・ジャパンではプレースキックを務める。

スキルが高く、スペース感覚に優れた経験豊富なSO

2016年から日本代表で10番を背負い続けている不動の司令塔であり、サンウルブズにも4年連続出場したSOだ。ジェイミー・ジョセフ、トニー・ブラウンコーチからも「日本で一番のSO」と信頼も厚い。同期のリーチ マイケル選手も「天才」と称するほど能力に長けた選手で、2015年ワールドカップにも出場した。

スペース感覚とスキルに優れており、パス、ラン、キックで自在にボールを運ぶ。中学時代までサッカーをしており、プレースキックも正確である。父親の友人である吉岡肇監督が指揮する國學院大学栃木高校でラグビーを始め、明治大学でも1年から先発を任されるなど中心選手として活躍した。

大学卒業後はNECに入り、中軸としてチームを引っ張り、2017年度からキヤノンへ移籍。日本代表でもサンウルブズでもリーダーの一員として練習からも積極的に声を出して、他の選手に指示やアドバイスをする姿は心強い。

2015年大会は、控えでSO兼インサイドCTBという立場だった。2019年ワールドカップは自国開催のワールドカップで勝利をもたらす10番としてチームを牽引する。

◆母は沖縄出身であり、休みは沖縄でリフレッシュすることが多い。父・誠氏はトヨタ自動車で活躍し、豊田自動織機の総監督後、一昨年までサンウルブズのGMだった。昨年は弟・煕(サントリー)もサンウルブズで一緒にプレーしたことも。自動車ランドローバーのブランド・アンバサダーや、歌手の岡本真夜さんの「君だけのStory」のミュージックビデオに出演するなど、メディアへの露出も多い。好きな食べ物はやぎ汁。苦手な食べ物は牛乳。愛称は「ゆう」。好きな言葉は「前へ」。

誰もが認める頼れるキャプテン リーチ マイケル(30歳)

FL(フランカー)/NO8(ナンバーエイト)

2大会連続でキャプテン任命された日本代表の大黒柱。ハードワークをいとわないそのプレーぶりは常に他のメンバーを勇気づける。日本人の奥さんと東京都内でカフェを経営。

国際経験豊富なスキッパー。タックルもランにも長けたFL

過去に2度ワールドカップに出場し、日本のラグビーファンにはすっかりお馴染みの日本代表キャプテンだ。ニュージーランド出身だが、日本で大きく成長したバックローで、2015年ワールドカップでは日本代表の歴史的3勝に大きく貢献した。

父がスコットランド系ニュージーランド人&母がフィジー人で、日本人の奥さんと結婚し、2013年に日本国籍を取得。札幌山の手高校から日本でプレーし、東海大学、東芝と日本で研鑽を積んで大きく成長した。

U20日本代表時代もキャプテンを務め、7人制日本代表でもプレーし、大学2年時に15人制日本代表に選出。ボールを持ったら前に出るアタックだけでなく、ディフェンスでも身体を張り、ラインアウトのキャッチャーとしても活躍するオールラウンダー。2016年は日本代表活動を休んでいたが、2017年の6月から復帰した。

一昨年まで3年間、ニュージーランドのスーパーラグビーチームのチーフスで34試合に出場したが、昨年はワールドカップを見据えてサンウルブズでのプレーを決断し、中核の1人として8試合出場するなど躍動した。

今年は、当初は4月からサンウルブズでプレーする予定だったが、恥骨炎のため試合に出場することができず、6月の日本代表合宿でやっと練習に復帰した。7月末のテストマッチから復帰する予定で、ワールドカップでは日本代表の勝利のためにすべてを捧げる。

◆子どもの頃の憧れは、元ニュージーランド代表の故ジェリー・コリンズ。日本人女性と結婚し、2013年に日本国籍を取得。娘が1人いる。好きな食べ物はビックリドンキーのハンバーグやウナギ。1月のオフには庭にランニングトラックを作り、その中央にトレーニングジムを自分で建てた。府中市にニュージーランドスタイルのカフェ「Cafe+64」を経営する。高校時代のホームステイ先が寿司屋(元リコー・森山展行の実家)を営んでおり、お寿司も好物。フィジー代表SHニコラ・マタワルは親戚で、妹のアネ・リーチ(立正大学出身)も日本プレーするラグビー選手。


ジェイミーとエディーはここが違う!ラグビー日本代表総監督の素顔。

Number2017/06/15 08:00配信記事より引用

5月29日午後、ルーマニアとアイルランドを迎えてのテストマッチに臨む日本代表メンバー発表の会見を行なった後、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は秩父宮の日本ラグビー協会内の一室に姿を現した。Number929号のインタビューに応じるためである。

聞きたいことはたくさんあった。

まずは何より、2019年W杯日本大会の組分け決定を受けて、同じプールに入ったアイルランド、スコットランドに対する率直な印象。“幸運な組”ではないかという楽観論が漂う報道や論調をどう見ているのか。

そして6月のテストマッチが、W杯で対戦するアイルランドと、対戦する可能性が高いルーマニアとの戦いになったことの意味合いについて……。

“赤ん坊のような”笑顔で語ってくれたジョセフHC。

対面したジョセフHCは、会見時の緊張感に満ちた表情とは打って変わって、リラックスした雰囲気を漂わせていた。上着を脱いで現れた分厚い胸板は、現役時代、身長196cm、体重100㎏超の力感あふれるFWだった片鱗をいまだにとどめている。

聞き手のスポーツライター・藤島大さんの質問に対し、じっと目をみながら落ち着いた低い声音で丁寧に誠実に答えていく。丸太のような腕を組んだり広げたり、時折“赤ん坊のような”と形容される笑顔も見せつつ。

具体的な一問一答はNumber929号の記事を読んでいただくとして、印象に残ったフレーズを抜粋する。

自身の役割について。

「ヘッドコーチの重要な仕事とは、選手が信じることのできる環境を創造することです。選手に自信を与えなくてはならない。それが私の務めです」

 

日本選手は「コーチしやすい」特長がある。

外国人選手の選考について。

「同じ実力なら日本の選手を選ぶべきだ。ここははっきりしている。明快に外国人の力が上ならそちらを選びます」

代表に選ばれる際の心構えについて。

「心から代表に選ばれたいのであれば、いつからならいい、なんて、ありえない。いま。それだけです」

日本選手の強みについて。

「素早さ、スキルフルであること。全般には、NZ(ニュージーランド)で用いる言葉なら“コーチャブル”であるところ。コーチをしやすいのです。協力的で忍耐強い。これはラグビーに限らず、広く日本の文化なのだと思います」

決して奇をてらわない、真っ直ぐな言葉を紡いでいく。伝わってくるのは、日本を愛し、日本の文化を理解し、日本選手を信頼しているということ。1995年から2002年まで西日本社会人リーグのサニックスに所属し、福岡・宗像の人と風土に完全に溶け込んだ経験が生きているのだろうか。

エディー・ジョーンズとジョセフHCの違いとは?

前HCのエディー・ジョーンズは、周囲との軋轢を恐れず、目的のためには手段を選ばない“マッド・サイエンティスト”のような印象だったが、ジョセフHCはすべてを受け入れ、包み込んだ上で、強いリーダーシップを発揮して導いていく、大家族を束ねる“ビッグダディ”のような印象を受ける。そうした寛容さがなければ、日本代表のみならず、ジュニアジャパン、サンウルブズ、ナショナルデベロップメントスコッドという4つの強化チームを統括する「チームジャパン2019総監督」というポジションは務まらないだろう。

だが、寛容さの中に、厳格さもある。テストマッチを前にした代表合宿の際、プロップの稲垣啓太はジョセフHCの求めるプレースタイルについて、「エディーのときより細かいです」と語っていた。

「エディーのときは『これをやれ』というベースの上に個人の判断もあったけど、ジェイミーの場合はアンストラクチャーで戦うための決め事、役割分担が明確化されているんです。『お前の範囲はここからここまで』と決まっている。そのかわり、そこでは100%仕事をやりきることが求められる」

「この人に任せておけば大丈夫だ」という安心感が。

さらに、ジョセフHCの求めるラグビーを深く理解しているSH田中史朗はこう語る。

「エディーはラグビーの構造を極力シンプルにして、シンドいことを徹底してやりきろうとした。でもジェイミーのラグビーは、一人ひとりが考えないとできない。ひとつの判断ミス、コミュニケーションミスがターンオーバーにつながってしまうから」

選手たちは、練習、試合の際のジョセフHCは「かなり怖い」という印象を持っているという。だが、今回取材して見えてきたのは、すべての選手がコーチの立てたプランを信頼し、全力で遂行しようとしている姿である。

インタビューの後、ポートレート撮影を終えると、ジョセフHCは取材班一人ひとりと握手を交わしてくれた。まるでグローブのように大きく、意外と柔らかい手からは、「この人に任せておけば大丈夫だ」と信じさせてくれる熱量が伝わってきた。

ルーマニア戦の勝利の裏側にあったジョセフHCの檄。

迎えた6月10日のルーマニア戦。

前半はジャパンがプランどおりのラグビーを展開し、山田章仁と福岡堅樹が鮮烈なトライを決めて14点差で折り返す。

ハーフタイムのロッカールームの様子をとらえた中継映像では、ジョセフHCが身振り手振りを交え、厳しい表情で選手たちに絶え間なく指示を与える姿があった。

後半、ルーマニアの猛反撃を受けるも、最後の最後でゴール前のピンチを死守できたのは、ジョセフHCの檄が選手たちの背中を後押ししたからではないだろうか。

6月17日、24日のアイルランドとの2連戦。

“ビッグダディ”が統率するジャパンは、世界4位の堅牢なグリーンの壁を相手にどのような戦いを見せてくれるのか。

2年後の大舞台に向けた「桜の挑戦」は続いていく。

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