天気の子 鳥居の違和感とスポンサーとオカルトと
映画の工業収入で連続1位の天気の子観てきました。14:25からイオンシネマ新百合ヶ丘でで観たのですが、夏休みと多摩川花火大会開催日という事?とにかく人が多かった。ワイスピ、トイストーリー、など選択肢はあったのですが時間的に天気の子になりました。
そして「天気の子 鳥居の違和感とスポンサーとオカルト」とさせて頂いたのは、伊集院光さんのラジオの「伊集院光とらじおと」でコーナー紹介で使っている方法を真似して「天気の子 鳥居の違和感とスポンサーとオカルトと」させて頂きました。最終的な感想は一番最後に書かせて頂きますね。
天気の子 鳥居の違和感と
普通の鳥居というと上下とも飛び出しているはずなのにしたは飛び出していない。それとやけに台形と言うか普通の鳥居と違いませんか?この鳥居は初めから出てくるのできっと、違和感の解消があるのかと思いきや。
最後まで違和感は解消されませんでした。
気になったので鳥居を調べてみました
鳥居の形式について
JINJYAJINより引用
鳥居の各部位の名称はおおよそ下図の通りとなります。中には、この貫(ぬき)が柱を突き抜けた部分を以って、「木鼻(きばな)」と説明されているものもありますが、「木鼻」は原則、仏教・禅宗に用いられる建築用語のため、ここではあえて明記しておりません。
また、柱の一番下の土台石を「台石(だいいし)」と言い、その上部で補強されている部分を「根巻(ねまき)」または「藁座(わらざ)」と言います。対して、この台座が饅頭のように丸みを帯びたものを「亀腹(かめばら)」もしくは、見た目の名の通り「饅頭(まんじゅう)」と言います。
神明鳥居(しんめいとりい)
非常に簡易な構造が特徴的で、最上部が「笠木(かさぎ)」一本で成り立っております(「島木(しまぎ)」がありません)。そして、一般的には直線・直角的なフォルムを採っており、笠木・貫・柱のいずれも円形のものを使用されることが多いです。
神明鳥居について
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明神鳥居(みょうじんとりい)
非常に装飾的な構造を採っており、最上部が笠木と島木から成る二層構造を採っております。また、笠木の両端が反り上がった(これを反り増しと言います)、流線的なフォルムを採ることが多く、中央に「額束(がくつか)」などの社名が示されていることがよくあります。
「鳥居」は基本この二種類に大別され、各部位の作りの違いで更に細かく分類されることになります。また、その傾向として、「神明鳥居」は柱が地面に対して直角に、流線的な「明神鳥居」は一定の角度を伴ったものが多く、この角度を伴った部分を「転び」と言います。
そんな鳥居は基本その些細な形状の違いから一定の形式に分類されますが、どの神社にどの形式が採用されるかということについては、山王鳥居が日枝神社(山王神社、日吉神社)系列にしか見られないといった一部の例外を除いて明確な決まりはありません。
天気の子 前半のスポンサーラッシュと
映画の前半はとにかくスポンサー配慮?としか思えないシーンが多かったですね。
主人公が漫喫でカップラーメンにお湯を入れているシーンでは、バッチリと日清の文字が、同じく主人公が風俗ビルの下で雨宿りしているシーンではBOSSとゴミ箱にこれは数回。この辺でスポンサーへの気遣いはわかるのですがそこばかり気になってしまいました。
それでもチキンラーメンと湖池屋ポテトチップスのり塩もばっちり描かれていましたがスポンサーに湖池屋さんのクレジットがなかった気がしますが、湖池屋さんの資本に日清食品さんが入っているからOK?(湖池屋さんのクレジットを見逃したかもしれません)
スイマセン。ロッテさんの部分はあまり印象がない。CMでの印象はありますが、本編ではあまり印象がなかったですね。
天気の子 オカルトと
本当はファンタジーと言うべきなのでしょうが「巫女」とか「人柱」というワードが出てきますし消えたはずの「陽菜」が戻ってくるあたりこれはオカルトでは?オカルト界の巨匠 山口敏太郎先生は常に「オカルトはエンタメ」と言ってます。なので「天気の子」にはオカルトと思ってしまいました。
巫女とは
古来より巫女は神楽を舞ったり、祈祷をしたり、占いをしたり、神託を得て他の者に伝えたり、口寄せなどをする役割であったが、明治以降は神社で神事の奉仕をしたり、神職を補佐する役割へと変化していった。なお、現在、一部の仏教寺院で白衣に緋袴という、巫女装束そのもの、または類似の服装で奉職する若い女性もみられるようになっている。
巫女は柳田國男や中山太郎の分類によると、おおむね朝廷の巫(かんなぎ)系と民間の口寄せ系に分けられる。柳田によれば巫系巫女は、関東ではミコ、京阪ではイチコといい、口寄せ系巫女は京阪ではミコ、東京近辺ではイチコ アズサミコ、東北ではイタコと呼ばれる[1]。これらの呼称に関する点から、柳田は「もともとこの二つの巫女は同一の物であったが、時代が下るにつれ神を携え神にせせられて各地をさまよう者と、宮に仕える者とに分かれた」という説をだした。なお、日本に限らず他国の女性シャーマンも巫女と訳されることが多いが、堀一郎によれば日本の巫女は「海外のシャーマンのように、全員が精神的疾患を持っていない」「『神にせせられて』さまようものの、いわゆる憑依の症状をしていない」「そもそもシャーマンは『口寄せ』をしない」という点から、歩き巫女を含めた巫女とシャーマンを区別しうるとする。
巫女となる女性には、穢れを払う、神、貴人にマナを付与する(霊鎮め)、など様々な行為を行なう職掌であることから、心身ともに健康な者が求められた。柳田國男『巫女考』によれば、巫(かんなぎ)系巫女、口寄せ系巫女を問わず多くの巫女が結婚した後も巫職を継続したものの、座摩巫(いかすりのみかんなぎ)のように7歳頃から勤め結婚後引退する者や、常陸の鹿島神宮に勤める物忌(ものいみ)、斎女(いつきめ)、伊勢神宮の斎王(いつきのみこ)のように終生結婚せずに過ごした巫女も存在した。
人柱とは
この慣わしを行うことは「人柱を立てる」、同じく、行われることは「人柱が立つ」ということが多い。人柱になることは「人柱に立つ」、強いられてなる場合は「人柱に立たされる」ということが多い。
史実はともかくとして、人柱の伝説は日本各地に残されている。特に城郭建築の時に、人柱が埋められたという伝説が伝わる城は甚だ多い。また、城主を郷土の偉人として讃える為、「人柱のような迷信を禁じ、別の手段で代行して建築を成功させた」という伝説が残っているものもある。また、かつてのタコ部屋労働に伴って生き埋めにされた労働者も人柱と呼ばれることがある。工事中、労働者が事故死した場合に慰霊と鎮魂の思いを籠めて人柱と呼ぶ場合もある。
この場合の「柱」とは、建造物の構造のそれではなく、神道(多神教)において神を数える際の助数詞「柱(はしら)」の延長線上にある語で、死者の霊魂を「人でありながら神に近しい存在」と考える、すなわち対象に宿るアニミズム的な魂など霊的な装置に見立ててのことである。こういった魂の入れられた建造物は、そうでない建造物に比べより強固に、例えるなら自然の地形のように長くその機能を果たすはずであると考えられていた。この神との同一視のため、古い人柱の伝説が残る地域には慰霊碑ないし社(やしろ)が設置され、何らかの形で祀る様式が一般的である。
上記の例とはややニュアンスが異なる人柱も存在する。上記のタコ部屋労働の人柱のように不当労働や賃金の未払いから「どうせなら殺してしまえ」という理由で人柱にされてしまった例や、炭鉱火災が発生した際、坑内に残る鉱夫を救助することなく、かえって酸素の供給を絶つために坑口を封鎖したり注水する殺人行為を「人柱」と称することもある(北炭夕張新炭鉱ガス突出事故など)。小説などのフィクションにおいては、城の秘密通路を作成した作業員を秘密隠蔽のために全員殺害し、その死体を人柱に見立てるといった例もある。
お節介オヤジの感想
今回、「天気の子」を映画館で観た訳ですが、正直、観るか他の映画を観るか非常に迷っていました。NACK5で毎週土曜日の朝に生放送されている池辺 愛さんも「天気の子」を観た感想はよく解らないと仰っていましたので、本当に迷いましたが観た感想が「天気の子 鳥居の違和感とスポンサーとオカルトと」です。残念ながら映画館でもう一度観る気はありません。VODか地上波での放送では是非、観てみたいとは思いますが新海誠監督の伝えたいことはお節介オヤジは理解できるか分かりません。
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