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昭和の名女優「樹木希林」の映画を振り返ってみよう!

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昭和の名女優「樹木希林」の映画を振り返ってみよう!

樹木希林さんと言えば、まだ芸名が悠木千帆だった時代にテレビドラマ「寺内貫太郎一家」で一躍注目を浴びました。当時まだ30代になったばかりの年齢でありながら、お茶目なおばあさんを演じて人気女優になったのです。
それからもその強烈なイメージからおばあさん役を引き受けることが多くなります。テレビドラマの軽妙な演技も好感度抜群でしたが、映画では演技も本格的に熱を入れていたようにも感じます。あらゆる映画で数々の賞を受賞してその評価を確たるものにしており、今後の活躍も期待されていただけに残念な訃報でした。ここで改めて個人的に樹木希林さんの出演するおすすめの映画を紹介しますので、彼女の女優魂のようなものを感じてみる価値もあるのではないでしょうか。

樹木希林出演作品

日日是好日

お茶の魅力に惹かれた女性が体験する季節の素晴らしさと生きる喜びを描いた人間ドラマ

エッセイスト森下典子が約25年にわたり通った茶道教室での日々をつづり人気を集めたエッセイ「日日是好日 『お茶』が教えてくれた15のしあわせ」を、黒木華主演、樹木希林、多部未華子の共演で映画化。「本当にやりたいこと」を見つけられず大学生活を送っていた20歳の典子は、タダモノではないと噂の「武田のおばさん」が茶道教室の先生であることを聞かされる。母からお茶を習うことを勧められた典子は気のない返事をしていたが、お茶を習うことに乗り気になったいとこの美智子に誘われるがまま、流されるように茶道教室に通い出す。見たことも聞いたこともない「決まりごと」だらけのお茶の世界に触れた典子は、それから20数年にわたり武田先生の下に通うこととなり、就職、失恋、大切な人の死などを経験し、お茶や人生における大事なことに気がついていく。主人公の典子役を黒木、いとこの美智子役を多部がそれぞれ演じ、本作公開前の2018年9月に他界した樹木が武田先生役を演じた。監督は「さよなら渓谷」「まほろ駅前多田便利軒」などの大森立嗣。

  • 黒木華、樹木希林、多部未華子が初共演。本作が遺作となった樹木希林が、お茶の先生という枠を大きく超えた人生の師匠として、登場人物を導いてくれる最期の名演を見せる。
  • 真面目だが、おっちょこちょいな典子は、従姉妹の美智子とともに「タダモノじゃない」と噂される武田先生のもとで“お茶”を習うことに。意味も理由もわからない所作に戸惑う典子だが、武田先生のお茶の稽古に毎週通い続けることで、何かが変わっていき…。
    2020年6月3日 23:59まで配信©2018「日日是好日」製作委員会

万引き家族

是枝裕和監督が犯罪でしかつながれなかった家族の絆と社会の歪みを描いた人間ドラマ

「三度目の殺人」「海街diary」の是枝裕和監督が、家族ぐるみで軽犯罪を重ねる一家の姿を通して、人と人とのつながりを描いたヒューマンドラマ。2018年・第71回カンヌ国際映画祭で、日本映画としては1997年の「うなぎ」以来21年ぶりとなる最高賞のパルムドールを受賞したほか、第91回アカデミー賞では日本映画では10年ぶりとなる外国語映画賞ノミネートを果たすなど、海外でも高い評価を獲得。第42回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む8部門で最優秀賞を受賞した。東京の下町。高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、家主である初枝の年金を目当てに、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀が暮らしていた。彼らは初枝の年金では足りない生活費を万引きで稼ぐという、社会の底辺にいるような一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。そんなある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。息子とともに万引きを繰り返す父親・治にリリー・フランキー、初枝役に樹木希林と是枝組常連のキャストに加え、信江役の安藤サクラ、信江の妹・亜紀役の松岡茉優らが是枝作品に初参加した。

  • 人と人との関係が希薄な時代に、“家族のつながり”とは何かを問う衝撃の感動作。温かい家族の幸せを、善意や社会のルールが壊していく展開に胸が締めつけられる。
  • 治たち家族5人は祖母の年金を頼りに、足りないものは万引きで賄いながらも、笑いの絶えない日々を送っていた。ある冬の夜、治と息子・祥太は近隣の団地の廊下で震えていた幼いゆりを見つけ、家に連れ帰る。治たちは傷だらけのゆりを娘として育て始めるが…。
  • 是枝監督の特徴的な演出である脚本を渡さず、口頭でせりふを伝える演出法により、子役たちの自然な振る舞いや安藤サクラの熱い落涙など、印象的な演技を引き出している。
    2020年4月2日 23:59まで配信©2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

モリのいる場所

『横道世之介』の沖田修一監督が山崎努と樹木希林を主演に迎えたヒューマンドラマ

山崎努と樹木希林という、ともに日本映画界を代表するベテランが初共演を果たし、伝説の画家・熊谷守一夫妻を演じた人間ドラマ。30年間もの間、ほとんど家の外へ出ることなく庭の生命を見つめ描き続けたという熊谷守一=モリのエピソードをベースに、晩年のある1日を、「モヒカン故郷に帰る」「横道世之介」の沖田修一監督がフィクションとしてユーモラスに描いていく。昭和49年の東京・池袋。守一が暮らす家の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫が住み着いていた。それら生き物たちは守一の描く絵のモデルであり、じっと庭の生命たちを眺めることが、30年以上にわたる守一の日課であった。そして妻の秀子との2人で暮らす家には毎日のように来客が訪れる。守一を撮影することに情熱を傾ける若い写真家、守一に看板を描いてもらいたい温泉旅館の主人、隣に暮らす佐伯さん夫婦、近所の人々、さらには得体の知れない男まで。老若男女が集う熊谷家の茶の間はその日も、いつものようににぎやかだった。

  • 円熟の夫婦を演じる2人の名優、山﨑努と樹木希林は本作が初共演。2017年に没後40年の節目を迎え、再注目を集める画家・熊谷守一と妻の日常がユーモラスに綴られる。
  • 昭和49年の東京。30年間自宅のちっちゃな庭を探検し、草花や生き物を飽きもせずに観察し、時に絵に描く画家・モリ(94歳)と、妻・秀子(76歳)。そんな2人の生活にマンション建設の危機が忍び寄る。大切な庭を守るため、モリと秀子が選択したこととは…。
    2020年3月31日 23:59まで配信©2017「モリのいる場所」製作委員会

海よりもまだ深く

「海街diary」の是枝裕和監督、阿部寛主演によるユーモラスでほろ苦い家族ドラマ

「海街diary」「そして父になる」の是枝裕和監督が、「歩いても 歩いても」「奇跡」に続いて阿部寛と3度目のタッグを組み、大人になりきれない男と年老いた母を中心に、夢見ていた未来とは違う現在を生きる家族の姿をつづった人間ドラマ。15年前に文学賞を一度受賞したものの、その後は売れず、作家として成功する夢を追い続けている中年男性・良多。現在は生活費のため探偵事務所で働いているが、周囲にも自分にも「小説のための取材」だと言い訳していた。別れた妻・響子への未練を引きずっている良多は、彼女を「張り込み」して新しい恋人がいることを知りショックを受ける。ある日、団地で一人暮らしをしている母・淑子の家に集まった良多と響子と11歳の息子・真悟は、台風で帰れなくなり、ひと晩を共に過ごすことになる。主人公の母親役を樹木希林が好演し、共演にも真木よう子、小林聡美、リリー・フランキーら豪華な顔ぶれがそろう。

  • 是枝作品には4度目の出演となる阿部寛が、ダメ人生を送る中年男を好演。主人公の母・淑子を見事な自然体で演じる樹木希林は流石の一言。元妻・響子役には真木よう子。
  • 妻子に逃げられた作家崩れの探偵・良多は、元妻の響子に愛想を尽かされ、息子・真悟の養育費も払えずにいた。そんなある日、団地で独り気ままに暮らす良多の母・淑子の家に良多、響子、真悟が偶然集まるが、台風のため翌朝まで帰れなくなってしまう。
  • リアルで懐かしい団地の描写にも注目。主題歌「深呼吸」を歌うハナレグミは劇中音楽も担当。タイトルの「海よりもまだ深く」はテレサ・テンの「別れの予感」から取られた。
    2019年11月24日 23:59まで配信©2016 フジテレビジョン バンダイビジュアル AOI Pro. ギャガ

あん

ドリアン助川による同名小説を「殯の森」の河瀬直美監督が映画化

「萌の朱雀」で史上最年少でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞、「殯の森」ではカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した河瀬直美監督が、2014年に旭日小綬章を受章した名女優・樹木希林を主演に迎え、ドリアン助川の同名小説の映画化。あることがキッカケで刑務所暮しを経験し、どら焼き屋の雇われ店長として日々を過ごしていた千太郎。ある日、店で働くことを懇願する老女、徳江が現れ、彼女が作る粒あんの美味しさが評判を呼んで店は繁盛していく。しかし、徳江がかつてハンセン病を患っていたという噂が流れたことで客足が遠のいてしまい、千太郎は徳江を辞めさせなければならなくなる。おとなしく店を去った徳江だったが、彼女のことが気にかかる千太郎は、徳江と心を通わせていた近所の女子中学生ワカナとともに、徳江の足跡をたどる。千太郎役に永瀬正敏、ワカナ役には樹木の孫娘である内田伽羅が扮した。

  • 偏見にさらされ続けても精一杯生きようとする女性を、樹木希林が好演。永瀬正敏、樹木の実孫・内田伽羅、樹木希林とは初共演となる市原悦子など、豪華キャストが集結。
  • どら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎。ある日、店の求人募集の貼り紙を見て働きたいと懇願する老女・徳江が現れる。千太郎に雇われた徳江が作った粒あんはあまりにおいしく、みるみる店は繁盛するのだが…。
    2021年3月29日 23:59まで配信©2015映画「あん」製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/MAM/ZDF-ARTE

ツナグ

辻村深月の吉川英治文学新人賞受賞作を映画化。死者との再会をめぐるヒューマンドラマ

直木賞作家・辻村深月による同名小説を映画化したヒューマンドラマ。大切な人を亡くした者と死者を一度だけ再会させる仲介人「ツナグ」という職業を通じて、他人の人生に深くかかわっていく青年の葛藤と成長を描く。一見するとごく普通の男子高校生・歩美は、祖母アイ子からツナグを引き継ぐ見習いとして、死者との再会を望むさまざまな人と出会っていく。しかし、死者との再会が救いになるのか、人生は変わるのか、次第に自身の行為に疑問を抱くようになる。映画「麒麟の翼」、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」など話題作への出演が続く注目の俳優・松坂桃李が、初の単独主演。祖母アイ子役の樹木希林のほか、佐藤隆太、桐谷美玲、橋本愛、八千草薫、仲代達矢らが共演。監督は「ROOKIES 卒業」の平川雄一朗。

  • 生者と死者との再会はドラマティック、一方でその行為の是非をめぐる主人公の葛藤と思索は、見る者にも考えさせる。ファンタジックで誠実な感動ストーリーだ。
  • 死者との再会を一度だけ叶える使者(ツナグ)の役割を祖母から引き継いだ高校生・歩美。中年男性と病死したその母、女子高生と事故死したその親友、サラリーマンと失踪したその恋人の再会をそれぞれ仲介する中で、彼は自らの行為に疑問を抱き始め…。
  • 松坂桃李が本作で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した。
    2019年6月21日 23:59まで配信© 2012「ツナグ」製作委員会

わが母の記

井上靖の自伝的小説を映画化。母と息子の葛藤と和解を綴った感動ドラマ

井上靖の自伝的小説「わが母の記」3部作(講談社文芸文庫刊)を、「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。役所広司、樹木希林、宮崎あおいら実力派キャストで10年間にわたる親子、家族の愛を描く。昭和39年、小説家の伊上洪作は、父が亡くなり母・八重の面倒を見ることになる。幼少期に母と離れて暮らしていたため距離を置いていた洪作だったが、妻や3人の娘、妹たちに支えられ、自身の幼いころの記憶と八重の思いに向き合うことに。八重は薄れゆく記憶の中で息子への愛を確かめ、洪作はそんな母を理解し、次第に受け入れられるようになっていく。第35回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で審査員特別グランプリを受賞。第36回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞(樹木希林)受賞。

  • ノーベル賞作家・井上靖が自身の母についてつづった小説を、社会派から娯楽大作まで手掛ける原田眞人監督が映画化。役所広司、樹木希林ら実力派俳優陣が顔を揃えている。
  • 幼少期に両親と離れて育てられたベストセラー作家の洪作は、社会的に成功し、家庭を持った今でも母・八重に捨てられたという思いを拭えないでいた。そんな中、父が死去し八重の痴呆が進行。妹たちの手に負えなくなった八重を洪作が引き取ることになり…。
    2020年3月31日 23:59まで配信©2012「わが母の記」製作委員会



 

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