鬼平の言葉 鬼平犯科帳第五巻「女賊」より
鬼平犯科帳の主人公の長谷川平蔵や密偵、盗賊も様々な名言を残していますね。ドラマ版では原作を忠実に台詞になっている訳ではない(原作どおりだと表現が厳しい場合もある様です)鬼平の言葉は現代(いま)を生き抜くための100名言として原作から名言を切り取って、その名言の解説がされています。現代でも役にたつ言葉も沢山ありますよ!
仕事の鬼になれ
鬼平犯科帳第五巻「女賊」より
お縄につけとは言わなぬ。
死ねい
平蔵が長官を務める「火付盗賊改方」は、町奉行とは異なり、犯罪を取り締まる際に、面倒な規則や手続きにとらわぬ機動性を与えられていた。極悪非道な兇賊が相手の時は、問答無用で斬り捨てる。
平蔵が「生かして置いたら世の中のためにならない」と断じれば、取り調べの裁判も必要ないのだ。それだけに長官としての平蔵の判断力が問われるのである。
組織を束ねるリーダーには、ときには果断が求められる。瞬時にベストの判断を下せる。そんなリーダーの下で働きたいものだ
盗賊たちの矜持
鬼平犯科帳第五巻「女賊」より
若い男の躰は、こたえられないもの
「猿塚のお千代」は、配下二十余名を従える女盗賊だ。四十過ぎには見えない若々しい肉体を持つ。その色っぽい肉体を武器に、手下や押し込み先の奉公人をたらし込むである。平蔵でさえ「そのことだけに精魂込めてきたのだからこいつは凄い」と瞠目したほどだ。
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鬼平犯科帳第2シリーズ「女賊」
江戸の町に、東海道・岡部の宿から元盗賊・瀬音の小兵衛(花沢徳衛)がやってきた。偶然、密偵のおまさ(梶芽衣子)と再会した小兵衛は、助けを求めてくる。訳あって里子に出していた息子の幸太郎(黒田隆哉)が、盗賊の女首領・猿塚のお千代(沢たまき)に骨抜きにされているというのだ。お千代は、四十過ぎには見えない美貌と色気で数々の男を手玉に取り、屈強の手下を従え、殺しもいとわぬ急ぎばたらきをしていた。おまさから報告を受けた平蔵(中村吉右衛門)は、お千代の狙いが、幸太郎の働く乾物問屋「大坂屋」にあると踏んだ。お千代は、大坂屋の内情を探るために幸太郎を利用していたのだ。平蔵は、おまさを奉公人として大坂屋へ送り込んだ。また、小兵衛が幸太郎を助けるために、お千代を殺そうとしているのではないかと考え、直接会いに向かった。平蔵は、小兵衛に、岡部に帰って息子を待つように、すべてを自分に任せるようにと説得するのだった。
キャスト・スタッフ
出演者
- 中村吉右衛門
- 多岐川裕美
- 蟹江敬三
- 香川照之
- 梶芽衣子
- 柴 俊夫
- 花沢徳衛
- 沢たまき
スタッフ
- 原作 池波正太郎
- 脚本 野上龍雄
- 監督 高瀬昌弘
- 音楽 津島利章
配信期間:~2019年09月30日 23時59分
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