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小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

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小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

小池一夫先生原作の劇画というとはセックスとバイオレンスが多い記憶があります。今思えば、お節介オヤジがガキの頃、ドキドキした劇画は、小池一夫先生の原作だった様です。(『御用牙』他)小池先生は「劇画というのは、裸を見せるからこその劇画なんですよ。語ることではなく見せること」(大西祥平『小池一夫伝説』p.225より引用)そんな小池先生にもう一つの偉業があるというのは興味深いと思いませんか?

「マジンガーZ」や「デンジマン」の歌も……小池一夫のもうひとつの偉業

文春オンライン2019.04.23配信記事より引用

「子連れ狼」だけじゃない

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

パリで開かれる「キャラクターアート MANGA パリ展」発案者で漫画原作者の小池一夫さん(2008年04月14日) 産経新聞社提供

『ルパン三世』(’67年)の原作者、モンキー・パンチの訃報から数日と空かず『子連れ狼』(’70年)の原作者・小池一夫の訃報が届いた。新元号の令和を前に、二時代前となった昭和の大作家が二人も続けて亡くなったことで、つとに「昭和は遠くなりにけり」の感を強くする。

去る2019年4月17日、漫画・劇画原作者、作詞家として著名な小池一夫が逝去した。死因は肺炎。満82歳だった。小池は1936年5月8日生まれの秋田県大仙市出身。本名は俵谷星舟、旧名は俵谷譲。モンキー・パンチは絵とストーリーの両方を描く原作者だったが、小池一夫は漫画・劇画の設定とストーリーを担当する、言葉の意味合いどおりの原作者だった。

先に『巨人の星』(’66年)や『タイガーマスク』(’68年)等で世を席巻した梶原一騎ともども“漫画(劇画)原作者”の知名度を上げ、広く世間に浸透させた。“一夫”の筆名は1976年からでそれまでは“一雄”名義で筆を執っていた。後進の育成にも力を注ぎ、幕末の思想活動家・吉田松陰の私塾・松下村塾にちなんだ“劇画村塾”を開設。高橋留美子、原哲夫、堀井雄二、さくまあきら、山本直樹らの才能を輩出した。その業績の多くは先の『子連れ狼』を筆頭に『御用牙』(’70年)、『修羅雪姫』(’72年)、『弐十手物語』(’78年)など主にアナーキズム溢れる時代劇作品に集約されるが、そのいずれもが幾度も映画やテレビドラマ化され、映画監督のクエンティン・タランティーノやジョン・ウーなどに世代・国境を超えて愛され続けている。

小池一夫のもう一つの“顔”

そんな原作者・小池一夫には作詞家の顔もあった。大ヒットしたテレビ時代劇『子連れ狼』の主題歌も小池の作詞だ(小池一雄名義)。とりわけ吉田正・作曲、橋幸夫と若草児童合唱団の歌唱による第3部の主題歌「子連れ狼」は大ヒットした。なかでも「しとしとぴっちゃん」というフレーズは当時の流行語にもなったが、そぼ降る雨を擬音と効果音の口述で表現したそのフレーズは、同時に今日も父親の生還を信じて待つ幼い大五郎の心情をも表現しており、作家・小池一夫(雄)の底力を世に知らしめた。なお、歌詞の2番は「ひょうひょうしゅるる」で3番は「ぱきぱきぴきんこ」。それぞれ風と霜(氷)を表現していた。

意外に知られていないのが『マジンガーZ』や『電子戦隊デンジマン』(’80年)などのアニメ・特撮の主題歌だ。そんなに数はないが、どれも今なお歌い継がれている名曲ばかり。『マジンガーZ』では副主題歌「ぼくらのマジンガーZ」(歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会)と挿入歌「Zのテーマ」(歌:水木一郎)を作詞した。『マジンガーZ』は’72年に放送され、日本中に一大ロボットアニメーション・ブームを巻き起こした金字塔的作品。“超合金”という名の亜鉛合金製人形や全長1メートルはあろうビッグサイズの玩具「ジャンボマシンダー」は飛ぶように売れた。2018年には新作長編アニメーション映画も劇場公開され、その健在ぶりを示していた。そんな歴史的大ヒットアニメ作品の副主題歌、挿入歌の歌詞も小池一夫の筆によるものだったのだ。

完成度の高さゆえに……

じつは挿入歌「Zのテーマ」は当初、主題歌として作られたものが、その詞の完成度の高さゆえに“子供番組の主題歌としてはやや難解”との理由から挿入歌に変更されたという経緯を持つ。小池はそのときの経験を悔しく思い、続編の『グレートマジンガー』(’74年)では「子供にも分かりやすくパンチのある歌詞を」と心懸けて作詞に臨んだ。その結果、見事『マジンガーZ』に匹敵する大ヒット曲となって大いに喜んだ心情を後年自らのエッセイで吐露しており、なんとも微笑ましかった。この『グレートマジンガー』の主題歌「おれはグレートマジンガー」の歌詞では小池が生前一貫して訴え続けていた、“作品の命はキャラクターにあり”が体現されていて興味深い。タイトルどおり「おれは涙を流さない、ロボットだから、マシーンだから」と、主人公の操縦者・剣鉄也ではなく主役メカ・グレートマジンガーの一人称で詞が綴られており、まさしくグレートマジンガーがキャラ立ちしている。「必殺パワー! サンダーブレイク」等のスペックを歌って覚えられることで子供たちに好評を博し、当時は『マジンガーZ』の主題歌以上に大ヒットしたものだ。

「まさか小池一夫が……」その後も様々な作品の主題歌を手がける

そして小池は『電子戦隊デンジマン』、『大戦隊ゴーグルV(ファイブ)』(’82年)、『科学戦隊ダイナマン』(’83年)の東映『スーパー戦隊』シリーズ3作品の主題歌・副主題歌も手懸けている。こちらは小池一夫名義。この時代になると“大人向けの劇画原作者”として知られ過ぎ、「まさか小池一夫が子供番組、それも戦隊シリーズの作詞などするはずもない」と、勝手に同姓同名の別人と思い込まれていた方も多いと聞く。『デンジマン』の「戦いの海は牙でこげ」や『ゴーグルV』の「めざめよ若き獅子たちよ」などのフレーズに小池らしさを感じる。なお、『マジンガーZ』の主題歌歌手・兄キこと水木一郎は健在だが、『デンジマン』主題歌「ああ電子戦隊デンジマン」を歌った歌手・成田賢も去る2018年11月13日に73歳で亡くなっている。

ほかにも特撮ヒーロー番組『宇宙猿人ゴリ(スペクトルマン)』(’71年)の企画立ち上げ時に参加していたり、『電人ザボーガー』(’74年)の原案に名を連ねていたりと、その活躍は原作者・作詞家の範疇にとどまらない。

人は誰しも別の顔を持っている。偉人の死に際してその別の顔、別の才能を改めて紐解くことも大切且つ必要なことではないだろうか。小池は「Zのテーマ」の歌詞中で「人の命はつきるとも、不滅の力マジンガーZ」と綴っていた。その詞のとおり、たとえ小池一夫が逝去しても、小池作品もまたいつまでも不滅なのである。

小池一夫先生 作詞作品を見直してみよう!

電子戦隊デンジマン


小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

ナイフ形のデンジスティックを武器に戦隊ヒーローたちが活躍する特撮ドラマの劇場版

  • スーパー戦隊シリーズ第4作目。異次元の侵略者・ベーダー一族の野望を5人の若者がデンジ星人の超科学で打ち砕く。戦隊シリーズで初めて変形ロボットが登場する。
  • 人類がいまだ知らぬ異次元から、ベーダー一族が地球を狙って侵略を開始する。ベーダーの起こす怪異な事件によって、5人の若者が運命に導かれるかのように集結し、電子戦隊デンジマンが誕生する。彼らは次々に送り込まれる怪物たちと激闘を繰り広げる。

2020年4月10日 23:59まで配信©東映

大戦隊ゴーグルV(ファイブ)


小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

古代文明の力と未来の科学技術を武器に戦隊ヒーローたちが活躍する特撮ドラマの劇場版

  • スーパー戦隊シリーズ第6作目。選ばれた5人の戦士が、新体操の道具をヒントにした未来の科学技術を武器に、暗黒科学帝国デスダークの世界征服の野望を打ち砕く。
  • 総統タブーに率いられた暗黒科学帝国デスダークが地球侵略に乗りだす。未来科学研究所の本郷博士は地球の平和を守るため、世界的な探検家で登山家の赤間健一ら5人の若者を戦士として選び出す。彼らは大戦隊ゴーグルファイブとしてデスダークに戦いを挑む。

2020年4月10日 23:59まで配信©東映

科学戦隊ダイナマン


小池一夫先生のもう一つの偉業とは?



1983年公開のスーパー戦隊シリーズ「科学戦隊ダイナマン」のオリジナル劇場版

  • 劇場版らしくさらに派手で豪快になったアクションシーンにドキドキワクワク。変身前の姿で繰り広げられるアクションも素晴らしく、スカッとさせられること請け合い。
  • 科学戦隊の総司令・夢野の発明仲間である木田博士が恐るべき武器・パワーガンを作り出した。地球侵略を目論むジャシンカ帝国はパワーガンを手に入れるため、進化獣・クモシンカが木田博士をさらおうとする。ダイナマンは彼を救い出すため立ち向かうが…。
  • この劇場版エピソードは、後に編集されてTVシリーズでも放映された。

2020年4月17日 23:59まで配信©東映

小池一夫先生原作コミック

新上ってなンボ!! 太一よ泣くな 大合本

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

前作の『キンゾーの上ってなンボ!!』が好評につき、シリーズ第二弾となったゴルフコミック! 前作同様、原作・小池一夫、作画・叶 精作の師弟コンビ。今回の主人公は『キンゾーの上ってなンボ!!』の第6巻からゴルフ場の従業員として登場した川端太一。太一は日本の代表として世界に羽ばたき、日本の公式タイトルの四冠王となった川端留吉の忘れ形見でもある。1987年4月~2004年1月ゴルフ雑誌「アルバトロス・ビュー」(小池書院)連載。お得な大合本で揃えましょう。巻末に作者秘蔵の美女画を特典でプレゼント。

弐十手物語 大合本

大岡越前の下で同心として働く藤掛飯伍と配下の由造、菊池鶴次郎の働きを描く捕り物時代劇。神江里見の大作を大合本で。

オークションハウス 大合本

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

世界的美術鑑定家リュウ・ソーゲン。あらゆる知識に通じ武術に長けた彼は、幼き日にフェルメールの「レースを編む女」を狙った3人の男たちによって両親を殺され、復讐のために美術界に足を踏み入れた男だった。彼は復讐の旅の道程で次々にあらわれる美術界の「闇」と対決し続ける。お得な大合本版。巻末に作者渾身のエロティックなイラスト収録。

忘れ苦兵衛 大合本

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

京都の六角牢屋敷(現在の刑務所)で看守として働く苦兵衛(くへえ)には不思議な能力がある。亡くなった妻の幽霊「澪(みお)」から身のまわりで起こる様々な危険を教えてもらえるのだ。その能力を使い、苦兵衛は看守の仲間達と度重なる危機を乗り越えていく。痛快時代劇を大合本でお得に。

横浜ホメロス 大合本

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

CIAの最新テクノロジーによって記憶を破壊された男、ホメロス。彼を7億円もの大金で購入した組織・ODAとの戦いを描く。記憶喪失、ヴァーチャル・リアリティ等のテーマを満載した意欲作。巻末に作者渾身のエロティックなイラスト収録。

BROTHERS-ブラザーズ 大合本

小池一夫先生のもう一つの偉業とは?

ホモ・サピエンスの対極に位置する存在、それは、ホモ・エレクトロ・メカニクス、通称HEMと呼ばれた。 かつて第二次大戦で作り出された人造人間たちは、その技術とともに地下に潜伏し、時を待っていた。電子機械人間――HEMの兄と妹をもつマッキー!! 3人は現代によみがえったヒトラーの野望をくいとめることができるのか!?傑作ハードSFをお得な大合本で。巻末で叶精作オリジナル美人画をプレゼント。

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