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モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

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モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

モンキーパンチ先生と言えばいわずと知れた”ルパン三世”ですがそのルパン三世に登場する”車”へのこだわりが凄いですよね。実在する車を忠実に描かれており、モンキーパンチ先生が本当に車好きであったことが理解できますよね。

追悼、モンキー・パンチさん ルパン三世シリーズに登場した名車5選

くるまのニュース編集部2019.04.18配信記事より引用
2019年4月11日に、漫画家モンキー・パンチさんが逝去されました。モンキー・パンチさんの代表作というとルパン三世シリーズですが、じつはたくさんのクルマが登場する作品でもあります。そこで、ルパン三世シリーズに登場する数々のクルマのなかから、5車種をピックアップして紹介します。

実在するクルマを登場させるこだわり

2019年4月11日に、漫画家モンキー・パンチさんが逝去されました。81歳でした。
モンキー・パンチさんの代表作といえば「ルパン三世」なのはだれもが知るところでしょう。1971年に最初のアニメシリーズがスタートし、いまもテレビアニメや映画が作り続けられています。50年近い歴史があるアニメですから、親子3代でご覧になっている方もいるかもしれません。そのルパン三世にはさまざまなクルマやバイクが登場し、アニメならではのカーアクションを魅せてくれますが、どれも基本的に実在するクルマを描写しており、モンキー・パンチさんのクルマに対しての造詣の深さがうかがえます。そこで、ルパン三世シリーズに登場する数々のクルマのなかから、5車種をピックアップして紹介します。

メルセデス・ベンツ「SSK」

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

最初のアニメシリーズから登場するのがメルセデス・ベンツ「SSK」です。SSKは見たとおり戦前のクルマで、1928年から作られました。

劇中のモデルはボディが黄色で、「クラムシェル」タイプのフェンダーが黒の2トーンカラーになっているのが特徴です。

実車は7リッター直6という巨大なエンジンを搭載し、スーパーチャージャーを装備。最高速度は当時最速の190km/hだったといいます。

ルパンのSSKは、フェラーリの12気筒エンジンに換装されているという設定で、さらに性能が上がっているようです。

ダットサン「ブルーバード」

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

ある時はルパンの敵役でありながら、ある時は協力しあう友人のような関係の名脇役といえば、警視庁の銭形警部です。

銭形警部はインターポール(国際刑事警察機構)にも所属し、ルパン逮捕に奔走するという設定となっており、国内外に関係なくパトカーに乗っているシーンも見られます。

なかでも印象深いのが、劇場用映画作品第2弾の「ルパン三世 カリオストロの城」に登場した際に乗っていた410型ダットサン「ブルーバード」のパトカーです。

410型ブルーバードは1963年に発売され、ブルーバードとしては2代目となります。デザインは巨匠ピニンファリーナによるものでしたが、これが不評で、後期型では変更されたという逸話があります。

1964年にはスポーツモデルの「1200SS(スポーツ・セダン)」が追加されます。1965年には、さらに高性能の「1300SS」が加わり、72馬力のJ型エンジンを搭載して最高速は150km/hに達しました。

パトカーは高性能グレードをベースにするのが通例ですから、銭形警部が乗っていたのは、もしかしたら1300SSがベースだったのかもしれません。

オースチン「ミニ クーパー」

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

劇場用映画作品第1弾「ルパン三世 ルパンVS複製人間」に登場したクルマのなかで、活躍したのがオースチン「ミニ クーパー」です。

いわゆるBMC「ミニ」ですが、劇中ではエンブレムにアップするシーンがあり、オースチン「ミニ クーパー」と書かれています。またグリルの形状やドアヒンジが車外にあることから「マーク1」と思われますが、サイドウィンドウが横引式ではないのは、作画の影響かもしれません。

ミニは1959年にイギリスで誕生。天才技術者であるアレック・イシゴニスによる設計で、FF2ボックス車として優れたデザインとパッケージで、コンパクトカーの見本的な存在となった名車です。

ルパンが乗っていたミニ クーパーは、ミニをベースに数々の革新的なレーシングカーを生み出したジョン・クーパーによりチューンナップされた、高性能版です。

なお「ルパン三世 ルパンVS複製人間」のミニは峰不二子が乗っているという設定でした。

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

シトロエン「2CV」

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

前出の「ルパン三世 カリオストロの城」は、宮崎駿監督・脚本の作品で、シリーズのなかでもトップの名作といわれています。

宮崎駿さんは、かつて株式会社二馬力という会社を設立していましたが、この二馬力の名前はご自身が持っていたシトロエン「2CV」から取ったようです(2CVはフランス語で二馬力)。

それもあって「ルパン三世 カリオストロの城」には2CVを登場させたのでしょう。ヒロインのクラリスが2CVに乗って追手から逃げる一連のシークエンスは、本作のなかで序盤の最も重要な場面です。

この2CVはフランス自動車史に燦然と輝く名車で、いわゆる「国民車」として1948年に発売され、それから40年以上ものロングセラーになりました。

劇中ではフェンダーやドアが外れてボロボロになりますが、その壊れ方も実車に忠実で、これは宮崎駿監督のこだわりだったと思います。

フィアット「500」

モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

「ルパン三世 カリオストロの城」に登場するクルマで、もっとも重要なのがフィアット「500(チンクエチェント)」です。

冒頭のシーンから主題歌が流れるシーン、そして前述のカーチェイスのシーンで大活躍し、エンディングまで全編に渡ってフィアット「500」が登場します。

フィアット「500」は1957年に発売。ちょうど日本の軽自動車のような位置付けで、500ccの空冷2気筒エンジンをリアに搭載し、まさにイタリアの「足車」として大ヒットしました。

劇中のカーチェイスのシーンでは、クラリスの2CVを追いかけるためルパンが足元のレバーを引くと、リアフードが開いて一気に性能がアップするというギミックが描かれています。

これはフィアット「500」をアバルトの手によってチューニングされたアバルト「695SS」をモチーフにしていたと思われます。


モンキーパンチ先生の実在するクルマを登場させるこだわり

※ ※ ※

ルパン三世TVシリーズの記念すべき第一話、はF1レースのシーンから始まります。それほど、ルパンとクルマは切っても切れない関係にあります。

クルマを単なる小道具としてではなく、ストーリーの重要なポジションに据えていたのは、モンキー・パンチさんの粋な計らいだったのかもしれません。

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