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最近の怒りは上司に向けてあることは殆どありませんが、お節介オヤジが勤務していたコンビニエンスストアでは結構ありました。実際に転職のきっかけというか理由は、辞令が内示と実際の事例は全く違った事です。曲がいなりにも2部上場の企業がやる事でしょうかね。まぁそんな企業は単独店舗は消滅したということは辞めたお節介オヤジではなくお客様からダメ出しされた訳ですが、もしこの処方箋があったら…果たしてどうなったのでしょうか?ブラック企業だパワハラだよく聞きますけど、良い?処方箋があるようなので読んでみてください!

「怒り」で仕事が手につかない人のための処方箋

東洋経済ONLINE 2019/02/11 15:00配信記事より引用

ネガティブな気持ちは自分も他人も傷つける

20年前に出して欲しかった処方箋ですね。臨床に携わる一方、TVやラジオ番組でのコメンテーターや映画評論、漫画分析など、さまざまな分野で活躍する精神科医・名越康文氏による連載「一生折れないビジネスメンタルのつくり方」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。

「怒り」のデメリット

20年前に出して欲しかった処方箋ですね。

仕事をしていると、同僚や上司に対して、「許せない!」という気持ちに囚われてしまうことがあると思います。

「どうしてわかってくれないの?」
「なぜあいつより僕の評価は低いのか?」
「もっと違う言い方があるんじゃないの!?」

私も、同じような経験をたくさんしてきましたので、そう言いたくなる気持ちはよくわかります。ただ、少なくとも心理学的な側面からみると、心の中が「誰かを断罪する気持ち」でいっぱいになっているときというのは、残念ながら、仕事はまったくはかどりません。

なぜなら、怒りは、人のパフォーマンスを低下させる大きな要因だからです。また、職場のメンバーの1人が怒りに囚われてしまうことは、実はその人だけではなく、職場全体のパフォーマンスを低下させる原因にもなるのです。

あなたが上司に対して「許せない!」と感じているときには、多くの場合、上司もまた、あなたがそうしたネガティブな思いを自分に抱いていることを感じとっています。その結果、上司の仕事のパフォーマンスも下がっていきます。人間関係がうまくいっていない職場では、だいたいこのように連鎖的に、互いが互いの足を引っ張り合うように、パフォーマンスを落としています。

言い換えれば、チームで成果を上げたいと思うなら、どこかでこの悪いサイクルを断ち切っていく必要があるわけです。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い

20年前に出して欲しかった処方箋ですね。

職場の上司や同僚に対して「許せない!」と感じているときには、必ずその職場全体に、人間関係の悪循環が起きている。もちろん例外はありますが、まずはそう考えておいて、間違いないでしょう。

ではどうやって、その悪循環を断ち切るか? これは結局、あなた自身の中にある「誰かを断罪する気持ち」を払っていくしかありません。

「え!? どうして私が変わらなければいけないの? 悪いのは向こうなのに!」

そうおっしゃる気持ちも、よくわかります。でも、まさにその「悪いのは向こうなのに!」という気持ちこそが、職場の空気をさらに悪いほうへと押し流す「アクセル」となってしまうのです。ですからまず、あなたの中のネガティブな思いを払い、明るい自分を取り戻すことが必要なのです。

この知見を押し付けるつもりはまったくないのですが、もしも自分の心が落ち着き、明るくなってくれば、だんだんと苦手な相手のことも気にならなくなってきたり、あるいは許せるようになってきたりすることが起こりえます。

というのも、相手を許せるようになれば、相手も自分も、パフォーマンスが上がってきます。そうすることで、職場に根付いてしまった「悪いサイクル」を少しずつ、いい方向に変えていくしかないんです。

私たちは、相手のことを「許せない!」と感じ始めると、その人の言動のすべてが、癪(しゃく)にさわるようになります。他の人だったらなんとなくスルーできる言葉が、「なんでそんな言い方するのかなあ……」と引っかかるようになる。そうすると、毎日がストレスでいっぱいになっていきます。

「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」という言葉がありますが、人というのは、一度誰かのことが苦手になると、相手の「悪いところ」ばかりに目を向けてしまうようになるのです。こうなると、地獄です。というのも、どんな立派な人であっても、探せば悪いところというのは、いくらでも見つかるものだからです。

怒りに囚われると、ただでさえ狭い私たちの視野が、さらに狭まります。腹が立てば立つほど、「こんなひどい人間がこの世にいるのか」というぐらい、許せなくなっていくわけです。

実は、こうした恐ろしい悪循環を断ち切るのに非常に有効な方法があります。それが「祈り」です。

「祈り」は最強の心理療法

20年前に出して欲しかった処方箋ですね。

「祈り」というと特定の宗教の方法論なんじゃないか、怪しいからやりたくないな、という印象を持つ方も多いかもしれません。しかし、祈りというのは、非常に有効な「心理療法」であるというのが、僕の考えです。ぜひ、ビジネスの現場の皆さんにもこれを1つの「ツール」として取り入れていただきたいと、まじめに思っているのです。

やり方はシンプルです。ひとときの間目をつむり、あなたの身の周りにいる人の顔を思い浮かべて「いつもありがとうございます」と感謝し、「幸せでいてください」と心から願う。これだけです。5〜10秒でできます。

ただ、たったこれだけのことでも、実際にやろうとすると、意外に抵抗があることに気づかれると思います。特に、いつもあなたにプレッシャーをかけてくる上司や、馬が合わない同僚を思い浮かべて幸せを祈れるかというと、多くの方にとってかなり難しいことのはずです。

ですので、まずは身近な人からで結構です。家族でもいいし、仲のいい友人や、学生時代にお世話になった先輩でもいいでしょう。自分が好感を持っている人の顔を思い浮かべて、「幸せでいてください」と祈ってみる。実はこれだけでも、最初はちょっと気恥ずかしい思いがするものです。

それができたら、次は毎日顔を合わせる人で、特に好きでも嫌いでもない相手を思い浮かべて、「幸せでいてください」と祈ってみてください。「苦手な人の幸せを祈る」のは、これを1カ月ほど毎日続けてから、「やれそうだ」と思ってからで十分です。

苦手な相手のことを祈れるようになってくると、「ああ、あの人もまた、自分とは違った形で会社や社会に貢献しているのだ」ということが納得できるようになってきます。そうするとだんだんと、共に働くことが苦にならなくなってくるのです。

なぜ、祈りには人間関係の悪循環を断ち切る効力があるのか。ここにはいくつかの心理的メカニズムが働いていますが、最も直接的なところで申し上げると、祈ることで自分の中にある「被害者意識」を払ってくれることが大きいのだと僕は思います。

私たちはみんな、心のどこかで自分を「被害者」だと思いたがっています。なぜか。それは、自分を被害者の立ち位置に置くことによって、相手の非を容赦なく責め立てるための「免罪符」を得られたように感じられるからです。

自分は損をしている。自分は恵まれていない。必要なものを与えられていない。だから他人を責め立ててもいい。そんな被害者意識に囚われてしまうと、私たちの心は怒りに深く毒されます。

「私はいつも、わからず屋の上司のせいでひどい目に遭っている」
「得意先の部長の無茶な注文で、うちの会社は潰されてしまうかもしれない」

仕事を通じて、こうした被害者意識を持ったことがない人はいないでしょう。また、こうした思いを持って当然なぐらい、さまざまな出来事が起きるのが仕事です。しかしながら、こうした被害者意識にどっぷりとつかっているうちは、私たちの心は怒りにまみれ、正常な力を発揮することができないのです。

とはいえ、被害者意識をまったく持たない人というのはめったにおられません。もしも「私には被害者意識なんかないよ」という人がいるとすれば、それはたまたま、自分の調子がいいからなのかもしれません。

仕事やプライベートで問題が起きたり、長く成果が上がらない状態が続いたりすると、多くの人が当たり前のように被害者意識に囚われてしまいます。

祈りは、こうした被害者意識が生み出す「負の連鎖」を断ち切る、最強のツールです。

「情けは人のためならず」と言いますが、祈ることで、あなた自身の被害者意識が薄れてくれば、むやみやたらに相手を責めようという気持ちがなくなってきます。

そうすると自然と、苦手な相手と仕事をすることが以前ほどは苦にならなくなってくるでしょう。また、あなたのネガティブなエネルギーが伝わらなくなることで、相手からの理不尽な攻撃も、自然と減っていきます。

嫌いな相手の背中を思い浮かべて「今日1日、幸せでいてください」とお祈りしてみてください。「私はあなたのことを苦手ですが、幸せでいてください」と祈ってみてもいいでしょう。ともかく、相手の幸せを祈ることによって、自分の中にある被害者意識を払っていくこと。これが職場の空気を変えていく、大きな一歩になるのです。

変えられるのは自分だけ

20年前に出して欲しかった処方箋ですね。

「相手を変えることはできない。変えられるのは自分だけ」というのは、心理学が私たちに教えてくれる、対人関係上の大きな気づきです。性格分類にしても、祈りにしても、その点においては共通しています。

そしてもう1つ、ビジネスマンの皆さんが、こうした心理学ツールを活用するうえで知っておいてほしいことがあります。それは、「仕事に関わる一人ひとりのパフォーマンスを上げることが、自分の仕事のパフォーマンスを上げることにつながる」ということです。

これは、当たり前のことのようでいて、忘れがちな視点です。いくら自分のパフォーマンスが上がったとしても、自分の周りにいる同僚や上司のパフォーマンスが上がらなければ、全体として成果が上がるわけはありません。

自分とは異なるタイプ、自分にとって理解しがたい感性を持つ人たち。そういうさまざまな人間が集まっているのが、組織です。組織に集う個性豊かな人たちが、一人ひとり、それぞれの角度から最大のパフォーマンスを発揮する。それができれば、チームはもちろん、あなた自身の仕事の成果も飛躍的に伸びていくはずです。

祈りという心理学的ツールを活用することによって、もし、「この人(のような、自分にとって苦手な人物)がいるからこそ、自分の仕事は成り立っているんだ」と思えるようになったら、しめたものです。それこそ無限に、自分と人とのつながりが見えてくるでしょう。ぜひ皆さんも、試してみてください。

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