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「ペヤング事件」とは製品に異物が混入して、混入した写真をTwitterに投稿したことで”まるか食品”の製品が店頭から消えた訳ですが、事件が発生してから「ペヤング」人気は凄いですね。事件以降の方が、関連商品も含めて販売は増えているのではないのでしょうか?

「ペヤング事件」とは、いったい何だったのか

東洋経済ONLINE2015/05/24 6:50配信記事より引用

0.00025%の確率が問い掛けた教訓

0.00025%――。

はたして私たちはこの数字をどう考えればよいだろうか。あるいは、「0.00000095%」と表現してもいい。この一見すると小さな、しかし、看過できない数字に私たちの意見はまとまっていない。

前者の0.00025%とは、1日に40万食を生産する食品企業でひとつの不具合が起きた際の確率。後者は、それを年間に換算したとして(1日40万食×月22日×12カ月=)1億0560万食の中でひとつの不具合が起きたときの確率だ。

マクロに見ると、その発生確率は想像もできないほどに低い。しかし、そのたまたまひとつを手に取ってしまった消費者からすると「1分の1」にほかならない。ホンダの創業者である故・本田宗一郎さんは「1%の不良品率であっても、その1%を買ってしまったお客にとっては、それがすべて」という趣旨のことを述べたことがある。

わずか10日で売り場から消えた「ペヤング事件」

インスタント焼きそばの定番商品「ペヤング」を生産している、まるか食品(本社・群馬県伊勢崎市)は、2014年12月、ひとりの消費者がツイッターに投稿したゴキブリ混入の写真をきっかけに、1日40万食の生産を長期間にわたって停止すると決定した。そのペヤングがこの5月に生産を再開、6月8日には再び店頭に並ぶ。

少なく見ても0.00025%、長い目で見ればさらにもっと低い確率で起きた事故は、まるか食品に何を与えたのか。そして私たちはペヤング事件をどう総括すればよいのだろうか。

事件を振り返ってみよう。

  • 2014年12月2日:消費者がツイッターでゴキブリ混入写真を投稿
  • 同年12月3日:消費者が保健所とまるか食品に連絡、まるか食品は消費者に写真の削除を依頼
  • 同年12月4日:まるか食品は混入の可能性が低いとしつつ対象4万6000個の自主回収を発表、同時に生産を止める
  • 同年12月11日:全工場の停止と販売休止を発表、大手スーパーなどが商品を撤去しはじめる
  • 同年12月12日:流通業者からの返品が殺到する

 

わずか10日間で、小売店の棚からペヤングが消えていった。

まるか食品には本社工場と赤堀工場がある。今回問題となったのは本社工場の生産物だった。対象商品は「ペヤングハーフ&ハーフ激辛やきそば」と「ペヤングハーフ&ハーフカレーやきそば」の2種類だったものの、全国販売中だった24種類の商品の停止も決めた。品質上の問題はなしとしながらも、混乱を避けるためだった。

まるか食品がペヤングの品質管理を怠っていたわけではない。目視チェックはしていたし、監視カメラも設置し、金属探知機に加え、商品重量検査機も有していた。不良品対策には注意を払っていたし、また、それまでクレームと無縁だったわけでもないものの、致命的な健康問題を引き起こした歴史もない。いわば、典型的かつ実直な地方の食品メーカーだった。

一方で、それゆえに、まるか食品の対応のまずさを指摘する人もいる。問題となったツイッター投稿へは社員1人で対応しただけでなく、社長は姿を見せず、謝罪会見も行わなかったからだ。もっとも謝罪会見をすると逆効果になったり、事態を深刻化させたりする可能性があったとみる専門家もいるため、ここでは深追いしない。

高いリスクヘッジ体質と無借金経営

まるか食品は1929年に創業、もともと明星食品の下請け企業だった。下請けが主体だったまるか食品の悩みは、その薄利と生産数の不安定さにあった。

その突破口が商品の独自開発だった。まるか食品は1966年にカップラーメン「味の大関」を発売し、これをヒットさせる。そして若者向けのカップやきそば「ペヤング」を1975年に発売。ペヤングの商品名は、「ペアー(恋人)アンドヤングラーメン」に由来する。実際には、発表時に「ペアーアンドヤング」と発音できるお客がおらず、略されて、そこからペヤングとなった(「広告批評」1993年7月号より)。ヒットネーミングを外部からもたらされたペヤングが、ふたたび外部のツイッター投稿から窮地に陥るとは皮肉だ。

ペヤングの革新性は、その四角形パッケージにある。もともと屋台をイメージしたこの容器にあわせて、四角顔の芸能人をCMに多用するマーケティングが当たった。報道では、「東のペヤング」「西の日清UFO」といわれるものの、実態はその四角形ゆえに再下請けに出せなかったため、東日本しか供給できなかったという事情があるようだ。

まるか食品は現金商売を基本とし、原材料からCM費用まで現金で支払い、無借金経営を続けた。本社工場も1985年にみずからの資金だけを頼りにし、かつ、リスクヘッジを何重にも重ねた。そのレベルは通常を超え、1990年代には不動産の家賃収入で従業員の給与をまかなう計画を立てたほどだ。ペヤングの異物混入時にも、ただちに従業員の雇用を守ることを宣言し、徹底した品質改善のため生産工程と生産設備を刷新する決断を行えたのも、このような”体質”があった。

信用調査会社の調べや複数社の報道などを総合すると、まるか食品の売上高は約80億円で、純利益が売上高の10%以上を占めるという超優良企業で、従業員数は100人程度とみられる。

そのような堅実メーカーが今回の事件を受け、工場ならびに工程を改善した策はざっと次のとおりだ。

  • 出入口にエアーシャワーを増設した
  • 床のくぼみをなくしホコリがたまらないようにした
  • 床と壁を貼り替えた
  • 虫が闖入しないように穴、隙間を徹底的にふさいだ
  • 工程横にカメラを増設し、異物混入チェックを強化した
  • 中身の異物混入をチェックする監査カメラを設置した
  • 品質管理スタッフを増強した

商品自体も、容器をシール式にし、密閉形態にするなどの改善策を施した。ただし、まるか食品はゴキブリが入り込んだ経路は、わからなかったとしている。これは正直だともいえるし、それだけ食品製造業における要因特定の困難さを示す。ゴキブリは高温加熱処理されていたようで、それがヒントになると思われたものの、破片が小さすぎて油の種類が同一だったのかが判断できなかった。また、容器と包装にも穴はなかったと確認されている。

消費者と生産者への2つの教訓

まるか食品は一部の生産ラインに限定して24時間生産を再開する。目標は1日あたり25万食の生産だという。ただ食品流通では、小売店の棚を切らさせないのが重要だ。すぐさまペヤングが小売店の棚に陳列されていくかは見守るしかない。

ペヤング問題について、一部では消費者の投稿内容について疑う意見を取る人たちがいる。私はその立場を取らないし、取れない。その可能性を証明できないためだ。

そこで製造工程で異物混入が起きたとの前提に立って、教訓を2つ挙げたい。1つめは消費者としての教訓、2つ目は生産者としての教訓だ。

①消費者としての教訓

おそらく私たち日本の消費者は、「食の安全」を信じ、100%の絶対的な安全と品質を求める。しかし、残念なことに現実には異物混入は100%防げない。

国民生活センターが今年1月に発表した「食品の異物混入に関する相談の概要」によると、食品の異物混入に関する相談は2009年度から2015年1月10日までに約1万6000件寄せられた。2014年の詳細でみると、「ゴキブリ、ゴキブリの足など」が2.6%で、「ハエ、ハエの幼虫など」も1.7%、「ゴキブリやハエ以外の虫」は14.3%と多い。これらを除くと「毛髪や体毛など」が8.0%となっている。

ただし、たとえば外食時に髪の毛が混入していたとしても、店員にはいわず取り除くだけで済ませるケースが大半だろう。たとえ店員に伝えたとしても国民生活センターへの相談にまで至るケースは多くないと思われる。もしかすると虫の混入であっても、気づかないか、通達しないことがほとんどかもしれない。

「頻発するから許すべきだ」と言いたいわけではない。良くも悪くも、食の現場には異物混入があふれていることを示したかったにすぎない。

おそらく、異物混入事件はこれからも起きるだろうし、実際にペヤング問題以降も発生している。消費者としては、凡庸な結論なれど、外部に食品製造を委ねている以上、リスクが存在すると認識したうえで、健康被害を広げないよう購入時のレシートを保管し、食の記録をつけるなどの防御策を講じるほかない。

リスクを減らしながら価格を維持できるか

②生産者としての教訓

旧アクリフーズの冷凍食品農薬混入事件でも、問題後に工程ラインの大幅な改善が実施された。事件後の同工場については、ほとんど報道されていないものの、事件前に5台だった監視カメラは169台にまで増え、今では死角が消えるまで徹底した管理工場に”生まれ変わって”いる(日本経済新聞2014年12月16日)。

リスクをゼロにしようと思えば、どこまでもコストは膨らんでいく。せっかく海外よりも日本製の信頼がかろうじて高い状況にあっても、最終商品の価格が消費者に敬遠されるほど高価になってはいけないから、ここに二律背反がある。生産者としては、異物混入などの事件を最小化する努力は当然として、消費者へのアピールなども必要になってくるだろう。

たとえば、味の素冷凍食品では群馬県の工場を「見える化」した。これは一般消費者の工場見学を可能にしたもので、規定通路からは透明ガラス越しに生産工程を確認できる。通路から見えないところで不正が起きる可能性を否定するために、同工場ではそれらの箇所を監視カメラで確認できる徹底ぶりだ。

消費者の視線を使い、同時に作業員の意識向上も努めていく。言うは易く、行うは難し。実際には悩ましい問題が山積している。同時に安価なコストを武器にアジア勢の攻勢は止まるところを知らない。もしかすると、ペヤング問題が投げかけたのは、情報高速伝達時代における、生産者のあり方だったのかもしれない。

ペヤング狂による、ペヤング狂のための、ペヤングだけのレシピ本

「数点作ってみましたが、そのまま食べるより美味しい物にはまだ出会えていません」

まるまる一冊ペヤングの本がある。

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

超ロングセラー商品、ペヤングのオリジナルレシピを160品目紹介したレシピ本「ペヤング本」。ペヤングだけ160品も…さすが奥が深い。

で、この本どんな評価かなって思ったらこんなレビューがありました。

数点作ってみましたが、そのまま食べるより美味しい物にはまだ出会えていません。

かなりざっくりとした紙面作りなどC級感が溢れるレシピ本でした。個人的にはこの手のくだらない本は嫌いじゃないです。

良くぞここまで考えた!というほど沢山のバリエーションが紹介されています。余りにもバカバカしい物もあり、読みながら大笑いしました!

これはそそる…!

SNSでも評判のようです。「この一冊でペヤングの可能性が無限大に・・・ψ(`∇´)ψ笑 」

「プリンのってます😅みたらし団子のってます😂」

https://www.instagram.com/p/BHzOmm7gf81/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

「ペヤング本を参考にコロッケを乗せてみたよ」

眺めるだけでも楽しめそう。

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

これをレシピと言っていいものか迷いますが、ネタとしては楽しめそう。ちょっとしたプレゼントにもよさそうです。

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ペヤング本やきそばアレンジレシピ本 ありそうでなかった!一冊丸ごとペヤングレシピ! ぺヤングファン必見!この一冊でペヤングを味わいつくせ!

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感想(0件)

0 - 「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

ペヤングは本だけでなく新商品等も続々発売中

ペヤング北海道ジンギスカン風やきそば

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具材に羊肉を使用し、まるでジンギスカンを食べているような味わいに仕上げました。香ばしい香りが特徴的な商品です。

ペヤングギョウザじゃんやきそば

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

一口食べたら思わず「ギョウザじゃん」言いたくなる味付け! ニンニクとポークエキスの旨みが最後まで続く仕上がりです。

「焼きペヤング」作るホットプレートでクラウドファンディング まるか食品監修

ITmedia2018年11月27日 15時23分 配信記事より引用

家電・雑貨を企画販売するライソン(大阪府)は11月26日、カップ焼きそばの「ペヤングソースやきそば」を焼くためのホットプレート「焼きペヤングメーカー」のクラウドファンディングを始めると発表した。価格は2980円(税別)。3月ごろに出荷する予定。製品ページは27日時点で公開準備中。目標金額は50万円。

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

ペヤングを製造販売するまるか食品が監修。ライソンのペヤング好きな社員が「カップ焼きそばなのに焼いていない」という矛盾を解決するため企画したという。「フライパンでカップ焼きそばを焼いたら、麺がソースを吸ってより本格的な香ばしい焼きそばができた」(ライソン)

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調理時間は約10分。まずプレートに水を入れて沸騰させ、麺と付属の「かやく」を投入する。麺の下半分が柔らかくなったら裏返し、水気がなくなるまで炒めて電源をオフに。満遍なくソースをかけて全体によく絡ませたら、付属のふりかけとスパイスをかけて完成させる。

ペヤングの超大盛サイズにも対応。ペヤングをおいしく焼くためだけに火力や温度設定を調整したという。

本体サイズは約305(幅)×210(奥行)×75(高さ)ミリ、重量は800グラム。計量器が付属する。

クラウドファンディング終了後は全国の量販店などで発売する予定。

「ペヤング事件」から見事に復活!ペヤング人気は凄い!

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