長谷川平蔵名言集

是非、巡ってみたい!『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
Reading Time: 2 minutes

池波正太郎先生の作品は”鬼平犯科帳”や”剣客商売””仕掛け人藤枝梅安”などは読破したのは当然として多くの作品を読ませて頂きまして、池波ファンだと思っていましたが、全然、トウシロウだと実感してしまいました。「池波正太郎記念文庫」ですら行ったことすらない。先ずは「池波正太郎記念文庫」から訪れて、ゆかりの地を訪ねてみたいと思います。

東京墨田区・『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る

WFB歴史街道2019年01月30日配信記事より引用

 

池波正太郎の時代小説『鬼平犯科帳』で多く舞台となっているのが、池波の出生地である東京都墨田区。小説のシーンに登場する箇所には立て札があり、「あの場面はここでのことか」と、想像を膨らませながら街歩きができる。

CS放送のホームドラマチャンネルでは、『鬼平犯科帳』がレギュラー放送中。12月頭に視聴者や鬼平ファンを招待し、の全シリーズが配信されるのに合わせて、浅草・向島界隈の、作品ゆかりの地を巡るツアーが行なわれた。

「鬼平」ゆかりの地にはどんなところがあるのか、早速紹介していこう。

池波正太郎の誕生の地、待乳山聖天

是非、巡ってみたい!『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る

待乳山聖天

池波正太郎関連の資料を展示している「池波正太郎記念文庫」がある、台東区立中央図書館がツアーのスタート地点。

バスはまず、池波正太郎の生誕地へと向かった。

浅草の東、待乳山聖天(まつちやましょうでん)の南側の山裾が生誕地。「本龍院」という寺院である待乳山聖天は、山谷堀が隅田川に合流するあたりにある小高い丘陵の上に位置している。浅草寺一山の一つで、本尊は大聖歓喜天(だいしょうかんぎてん)。寺のあちらこちらには、巾着と2本の大根が印されている。財宝を表わす巾着は商売繁盛、大根は健康、そして夫婦和合の意味があるとのこと。

境内から隅田川を一望できるこの地は、『鬼平犯科帳』第2巻の「妖盗葵小僧」や、第4巻「五年目の客」など、多くの作品に登場する。

大正12年(1923)1月25日、に生まれた池波正太郎は、その年の9月に関東大震災が起こったことから、両親とともにこの地から埼玉県の浦和に移住した。

東京に戻ってきたのは、6歳の時である。戻ってきてすぐに両親が離婚したため、同じ浅草の永住町にある母親の実家に住むことになった。この時期、大正から昭和初期の浅草界隈には多くの職人や商人がいた。下駄売りやしじみ売りなどが行き交い、それらを見ながら池波は育っていった。

「ここで過ごした生活が、やがて自分が時代小説を書いていくうちに本当に身になった」と、のちに語っているように、『鬼平犯科帳』の原風景がこの地には広がっていたのだ。

枕橋とその北詰にある蕎麦屋

是非、巡ってみたい!『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る次にバスが向かったのは、枕橋。

北十間川が隅田川に合流する、少し手前の風情のある橋だ。橋の上から上流(東側)を眺めると、スカイツリーを見ることができる。

江戸時代の枕橋は現在、「源森橋」といわれており、その下流に架かる橋が現在、「枕橋」となっている。2つの枕が並んでいるように架けられていることから、「枕橋」と呼ばれるようになったとも。江戸時代、源兵衛橋と呼ばれていたこの橋は、橋の北詰にある「さなだや」という蕎麦屋とともに、『鬼平犯科帳』第2巻の「蛇の目」などに登場する。

「さなだや」は現在、店舗自体はなくなっているが、復元した建物が存在している。

ドラマの鬼平の一話となっている「正月四日の客」(『にっぽん怪盗伝』収録)も、この「さなだや」が舞台。

――両親の命日である1月4日だけに店で出す、ねずみ大根の辛みそばを目当てにやってくる客と、店主は心を通わすようになる。が、その客が盗賊であることがわかってしまい、このお店に通う長谷川平蔵に告げるかどうか、悩んだ末に……。

切なさが溢れる話なのだが、そんな物語に想いを馳せながら、橋を渡った。

出村桜屋敷・高杉銀兵道場

是非、巡ってみたい!『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る枕橋から南東へ向かい、春日通りの南側、横川にかかる紅葉橋でバスを降りる。

すぐのところにあるのが「出村の桜屋敷」の立て札で、さらに少し歩くと「高杉銀兵道場」の立て札もある。『鬼平犯科帳』では、若かりし頃の長谷川平蔵は、本所の出村町に道場にある一刀流の高杉銀兵道場に通い、修行を重ねていた。

この道場で出会ったのが岸井左馬之助で、平蔵のライバルであり、恋敵でもあった。というのも、二人はともに、道場主の孫娘・おふさに恋心を抱き、「おふささんに手を出したら斬る」とお互いに誓い合っていたのである。

のちに豪商に嫁ぐことになり、船で去っていくおふさを、二人は「出村の桜屋敷」から見送る。『鬼平犯科帳』の名場面の一つだ。

いずれも、物語中の場所ではあるものの、平蔵と左馬之助の気持ちを考えると感慨深いものがある。

法恩寺

是非、巡ってみたい!『鬼平犯科帳』ゆかりの地を巡る「高杉銀兵道場」の東へ数十メートル行くと、法恩寺という大きな寺がある。『鬼平犯科帳』第1巻の「本所・桜屋敷」に登場する寺だ。

剣友である岸井左馬之助と、20年ぶりに再会する場所である。

法恩寺は日蓮宗の寺院で、太田道灌が江戸城を築城するにあたり、長禄2年(1458)に建立した。江戸城の鬼門にあたる丑寅(うしとら/北東)の方角を抑える祈願所として、平河(千代田区)に建てられたものである。

当初は本住院という名であったが、のちに法恩寺と改称され、元禄元年(1688)に現在の地に至った。山門をくぐった左側には三重塔が、そして寺内には太田道灌の墓もある。

『鬼平犯科帳』第14巻の「尻毛の長右衛門」もまた、この法恩寺から始まる物語である。

墨田区にはこの他にも多くの「鬼平」スポットがあるので、『鬼平犯科帳』のファンは是非一度足を運んで、鬼平の世界に浸っていただきたい。

CS放送 ホームドラマチャンネルでは、「鬼平犯科帳」のほか、池波正太郎原作「剣客商売」もレギュラー放送中。2月・3月はレギュラー放送に加え、[2ヶ月連続企画]傑作時代劇25選と題して、「鬼平犯科帳 劇場版」や「剣客商売」スペシャル版6作品を放送。他にも、藤沢周平、柴田錬三郎、浅田次郎、海音寺潮五郎原作の珠玉の時代劇を、3月は浅田次郎「壬生義士伝」全10話一挙放送や山本周五郎原作時代劇を放送する。
◆ホームドラマチャンネル http://www.homedrama-ch.com/

 

関連記事:さいとうたかを”鬼平犯科帳”25周年企画「鬼へぇ」が面白すぎる
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
最短4分で広告を掲載できる『忍者AdMax』




スポンサー

コメントを残す

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください