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忘却のサチコseason1最終回 最終回は今度は本格ラップ!

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毎週金曜日の深夜に”食テロ”を放送中の”忘却のサチコ”視聴率はいまいちのようでしたが、毎週のサチコ役の高畑充希さんのたべっぷりには夜中に観ると本当に食欲がやばくなります。その忘却のサチコseason1は今夜で最終回を迎えてしまいます。最終回は今度は本格ラップ!披露しているそうです。高畑充希さんは本当に万能ですね。今夜の放送が楽しみです。

『忘却のサチコ』今度は本格ラップ! なんでもこなす高畑充希の器用っぷり

日刊サイゾー2018.12.28 配信記事より引用

年末を迎え、今夜最終回を迎える『忘却のサチコ』(テレビ東京系 )。第11歩(第11話)となる「YO! 夜明けのソルロンタン」を振り返ります。

■「作家」は曲者だらけ

担当している姫村先生(長谷川朝晴)の執筆の相談に乗る編集者・佐々木幸子(高畑充希)。

だが幸子は、小説の登場人物が「なぜ結婚破談になったか?」という話題において、「ケッコン」や「ハダン」の言葉が言えない。

あげく、結婚式の当日に新郎に逃げたられた記憶が蘇り、フリーズしてしまう。

その新郎こと俊吾さん(早乙女太一)がどこにいるのか? なぜいなくなったのか? の部分が、もはやグルメパート以上にキモになってきている。今回も出てきた食事は1回のみ。多い時は立ち食い的なのを含め3回くらい食べたりするので、やや少ない印象。

それはさておき、公園で佇む幸子の背後から、芝の斜面を段ボールに寝そべり、身体を揺すりながら滑って登場した笑顔の姫村先生の不審者感は際立っていた。

一見ちゃんとして見える人物だけに、そのポテンシャルは未知数。

このドラマを見ていると、文芸作家というのは異常な人しかいないのだな……と錯覚してしまうほど、ジーニアス黒田(池田鉄洋)といい有村先生(大和田伸也)といい、クセの強い作家ばかり登場する。

特に幸子ら編集者側からは“機嫌を損ねてはならない相手”だけに、余計にそう描かれているのかもしれないが、このドラマの魅力の1つが曲者だらけの作家先生たちなのは間違いない。

ちなみに姫村を演じる長谷川朝晴は元ジョビジョバだし、コメディ芝居が上手いのはもちろんなのだが、タレントの千秋のリアル同級生で仲も良かったと知り、不審者感の細かい演技が上手いのも、なぜか納得してしまった。

 

■俊吾は「クソ野郎」

幸子は編集部の後輩・小林(葉山奨之)の協力のもと、姫村の執筆に生かすべく、結婚が破談になった相手に取材をすることになるのだが、取材の席で聞く破談経験者の意見が、つらい記憶を刺激し、ギアが一段上がってしまう。

「何か止むに止まれぬ理由があったんですよね? 例えば元恋人が、実は血のつながった兄弟だったと判明したとか? そして、許されざる愛から身を引かれた……」

「違います」(破談経験者)

「もしくは、なんらかの組織に命を狙われていて彼女の身を危険から守るために」

「違います」

「もしくは実家が倒産して、莫大な借金を……」

「抱えてません」

「披露宴の最中に突然記憶喪失に……」

「なってません」

幸子の「何か止むに止まれぬ事情があってほしい」感が溢れ出し、取材される破談経験者も段々とぶった切るように否定しだす。普通に考えたら重い内容なのだが、台詞がいいのか見ていて気持ちのいい掛け合い。

結局、統計すると「なんとなく好きではなくなった」という漠然とした理由が多く、それに納得できない幸子は、もっと徹底的に調べた方が……とムキになる。

そんな幸子を、「これ以上、傷口に塩を塗るようなことはしなくても」と小林がなだめる。幸子の「傷口」に、初めてしっかりと触れる小林。

腫れ物に触るような人たちばかりの中、この小林の踏み込みは新鮮だ。

さらに、一度再会してるのに再度逃げられ(第7話)、それでも俊吾を信じようとする幸子に、振り向いてもらえない小林の想いが爆発する。

「馬鹿なんですか? 現実見てくださいよ? 2年も付き合った結婚式当日に紙切れ一枚で逃げて、再会しても紙切れ一枚で逃げて、そういう奴をなんて言うかわかりますか? クソ野郎って言うんですよ」と痛烈。

好きだからこその苛立ち。

「本当に優しい人間が逃げるわけないでしょ? まだそんな人間を引きずってるなんて、佐々木さんも佐々木さんですよ」

言うだけ言ってしまった後、我に返り後悔するような小林が切ない。

■ラップも上手い高畑充希

所変わって、幸子の勤め先・文芸誌さららの忘年会。居酒屋とかではなく、温泉の大宴会場のような場所を借り切って全員浴衣での本格的な宴会だ。

ここで披露される部下たちの一芸を、編集長(吹越満)は「つまらなかったら次の年、あらゆる企画が通らなくなる」ほど楽しみにしてるらしい。

幸子も例によって生真面目に宴会芸を考えているようで、その候補リストにチラッと見えた文字は、二人羽織や似顔絵描き、作家先生のモノマネ(ジーニアス黒田)と比較的オーソドックスなものから、「一発ギャグ20連発」というリスクの高いものまで並ぶ。

中には「Tシャツ何枚重ね着できるか」、という「演目」もあり、幸子がいかにこの宴会芸に真剣に取り組んでいるかがわかる。

その宴会芸で、小林はなんとオペラをアカペラで披露。『夢遊病の女』(ヴィンチェンツォ・ベッリーニ)の中から「どうか許しておくれ、愛しい人よ」を熱唱。

どうやら強く当たってしまった幸子に謝ってるつもりらしいが、当の幸子は仲居さんにデザートを出すタイミングを指示しており、まったくその歌を聞いてない。聞いててもイタリア語なのでわかるかは不明だが。

そして、幸子の出番。

B-BOYの格好で登場した幸子が、シンプルなトラックに乗せてライムを繰り出す。

それもとりあえずできないなりにラップしてみましたというより、日々、逆おしくらまんじゅうみたいに、井戸端会議みたいに向かい合ってラップでけなし合うやつ(サイファーと言うらしい)やって腕磨いてますといった感じで本格的。

自己紹介からの「編集のお仕事紹介、必要なスキルは長文読解、読んだ原稿奥深い、校了終えたら即公開、センテンス組み合わせ作る世界、力合わせて交わすは誓い、私たちで作ろう出版業界ーー!」。

盛り上がる浴衣姿のオーディエンスたち。

なんか韻を踏んでると「凄い感」が増し、盛り上がりそうなので、若手が宴会芸を披露する際、ラップは意外とありかも。鼻に付く危険性も多分にあるが。

「なんか不思議と上がるな」とご機嫌な編集長だが、後半から盛り上がりのための人柱に選ばれ、ディスられまくる。

上司をいじって盛り上がるのは、内輪の集まりの鉄則。しかし異様に盛り上がってしまっていただけに、幸子がこの先どこか理不尽な部署に移動させられないかが心配だ。

 

■新大久保で牛骨スープ

明け方お開きになった後、小林は幸子をソルロンタンの朝食に誘う。

ソルロンタンは韓国料理で牛骨で出汁を取ったスープ。乳白色でこってりしていそうだが、実はあっさり味で朝飯にもぴったりだという。

ある程度食べた後、キムチやカクテを混ぜて味変えしてもいいし、ご飯を投入して、おじやにしてもいい。

石焼の器だからご飯投入後も熱が保たれるのがうれしい。

調べてみるとこの店は新大久保の「とまと」というサムギョプサル専門店。しかしランチでソルロンタンの定食があるらしいので、サチコ体験したい人は是非。

 

■またまたまた、俊吾さん登場

帰り道、先日の件を謝り仲直りしつつ、幸子への恋の告白をしかける小林。

しかし告白する寸前、橋の向こうから現れたのは、なぜか生鮭の発泡スチロールを抱えた俊吾さん。

漁師っぽいかっこをしてるのが気になるが、しっかり「ただいま」と微笑むその姿は、紛れもなく俊吾さん本人だ。

三崎漁港に行った際、まるで似ていない地元漁師(東京03・角田晃広)を俊吾だと空目していたことがあった(第4話)ので油断はできないが、いよい大団円だし、さすがに本人であってほしい。

俊吾さんが消えた理由は気になるものの、それが解決すると幸子が『忘却』する必要もなくなってしまうので、なんとも複雑だ。

いよいよ今夜最終回。

来期のドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)で、西島秀俊、小日向文世、野口五郎、さらに近藤正臣ら豪華キャストと共演する幸子、いや充希。

このドラマを見てると不器用な幸子に親心を抱いてしまうので、次期ドラマへ無事旅立てるのかとお節介にも気になってしまう。まずはこちらの最終回、楽しみに待ってます。

(文=柿田太郎

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エピソード
第一歩 「食べて!忘れる!ごほうビーフ」
中学館文芸編集部で月刊「さらら」を担当する編集者・佐々木幸子。結婚式当日に新郎に逃げられて以来、彼女はすっかり元の仕事も完璧にこなす“鉄の女”に戻ったかのように見えていたが、あるトラブルが発生し…。
30分

第二歩 「踊れ!おにぎり!飯ッション インポッシブル!」
月刊「さらら」に新しい風を吹き込むべく、幸子はライトノベル作家・ジーニアス黒田に恋愛小説の執筆依頼をする。しかし、人間嫌いで絶対に顔を見せないジーニアスの無理難題に振り回され、ついには警察沙汰に!
30分

第三歩 「火を噴く熱さ!カレー&激辛刀削麺」
月刊「さらら」編集部に新人編集部員・小林心一が配属されるが、教育係の大野ら編集部員たちは手を焼いていた。そんななか、編集長は、小林の教育係に幸子を指名。小林の屁理屈にも冷静に返す幸子だったが…。
30分

第四歩 「マグロと愛と幻と」
葬儀のため、三崎を訪れていた幸子と編集長は、漁師姿の俊吾を目撃。とっさに追い掛ける幸子だったが、見失ってしまう。「きっと幻…」と俊吾を忘却するため、幸子は漁港のご当地グルメを食べることに。
30分

第五歩 「嗚呼!懐かしの昭和グルメ」
姿を消した婚約者・俊吾を忘れられない幸子を見かねた後輩・橋本は「過去の恋愛を忘却するには新たな恋」と、合コンに誘う。合コンでモテる技術を伝授されるが、空回りばかり。ついには大暴走してしまい…。
30分

第六歩 「けごんす!試練の宮崎グルメ旅!」
ある日、幸子のもとに従姉妹から結婚式の招待状が届く。婚約者に逃げられた幸子を心配し母は反対するが、幸子は行くことに。結婚式までに“ある症状”を克服しようと、幸子は宮崎の美食で忘却を試みようとするが…。
30分

第七歩 「決戦!?宮崎鶏とうどんとアナタ」
宮崎県を訪れた幸子は、宿泊先のホテルで結婚式当日に失踪した婚約者・俊吾を見かけたような気がして、確信が持てないなか捜し回る。心を落ち着かせようと、幸子は宮崎名物を食べに繁華街・ニシタチ通りへ足を運ぶ。
30分

第八歩 「バトルのあとに!ほっこりピロシキ&ボルシチ」
幸子から大物作家・有村忠雄の担当を引き継いだ小林心一。だが、月刊「さらら」で掲載するはずの新作がライバル誌で発表されてしまう。編集長の白井は小林に理由を尋ねるが、小林の態度がはっきりせず…。
30分

第九歩 「がっつり!ヘルシー!癒しのジンギスカン」
文芸誌編集者・佐々木幸子から引きこもりのライトノベル作家・ジーニアス黒田の担当を引き継いだ小林心一。アイドル・桃乃もぎかとの対談に有頂天な小林は、自分の見た目に自信が持てず小林に替え玉を頼むが…。
30分

第十歩 「老舗の味!お月見オムライス」
編集長の勧めで文芸誌の編集者が恋愛小説について語り合うネット配信番組に参加することになった幸子。会場ではライバル誌の編集者で幸子を敵対視している尾野真由美がいた。尾野は幸子に恥をかかせようと画策する。
30分

次回2019/01/05更新

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