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津川雅彦さん死去 共演者ら追悼 銀幕のスターでしたよ
昭和の名俳優がまたひとり亡くなってしまいました。津川雅彦さん死去。ご冥福をお祈りいたします。津川雅彦さんと共演された俳優さんなど追悼コメントされています。
津川雅彦さん死去 共演者ら追悼 高橋克典「銀幕のスターでしたよ」
ORICON NEWS 2018-08-08 11:59配信記事より引用
心不全のため今月4日に78歳で亡くなった俳優・津川雅彦さん(本名・加藤雅彦)さんの訃報を受け、ドラマなどで共演したミッキー・カーチス(80)、高橋克典(53)、市川海老蔵(40)、泉谷しげる(70)らが自身のブログを通じて追悼した。
『サラリーマン金太郎』で共演した高橋は、津川さんとの数々の思い出や、俳優として、人として教わったこと、その言葉を記し「お疲れ様でしたと、深く言葉をかけたいです。津川さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました」。「僕にとっては、津川さんは銀幕のスターでしたよ。後に残された僕等は、本当に頑張らなくてはなりません。津川さん、力を、そして見守っていてください」と伝えた。
大河ドラマ『武蔵』で共演した海老蔵は「訃報を目にして悲しいです 本阿弥光悦のお役でご一緒させて頂いたことが鮮明に記憶に残っています。その後はよく食事に誘っていただきました」と述懐し「優しく大きく大胆でカッコよく、心配りが繊細で素晴らしい大先輩でした。心からご冥福をお祈りいたします」としのんだ。
最後の共演がドラマ『やすらぎの郷』というミッキー・カーチスは「今ニュースが入った! 津川雅彦がなくなった! 若い頃かれは日活、おれは東宝、なぜか仲良く毎晩のように一緒にあそんでいた俺より若いのにがっかり!」と悔しい思いをつづり「このとしになると友達がどんどんいなくなって行く寂しいかぎりだねぇ~」と結んだ。
泉谷は「あの時代を生きた映画放蕩遊び人は『宵越しの金を持たない』とばかり散財して来てるが『役者ごときエラソーになったらオシマイだぁな』が口グセだった津川センパイ、やたら偉ぶるモンをコテンパンにやっつけてたっけ」と、津川のエピソードを明かし「博学で歴史を語り出したら止まらないが、話っぷりが面白く実にチャーミングでオシャレな津川雅彦だったのだ 今どきは78はまだ若いと思うンだけどなセンパイもう“遊び”に誘われなくなるのが寂しい限り 心よりの哀悼を」とつづった。
黒柳徹子「雅彦ちゃん…」 津川さん追悼「最も尊敬し、大好きだった俳優さん」
スポニチアネックス 2018年8月8日 配信記事より引用
女優の黒柳徹子(84)が8日、4日に心不全のため亡くなった俳優の津川雅彦さん(享年78)を報道各社にFAXを通じて、追悼のコメントを発表した。
黒柳は「雅彦ちゃん」と呼びかけ、「私は、徹子の部屋が始まる前、ずっとテレビドラマに出ていました。その中で、一番共演が多かったのが、津川雅彦さんでした。恋人もやった、秘書もやった、あらゆる役を雅彦ちゃんと共演しました」と切り出した黒柳。親交があった女優の沢村貞子さんが津川さんの叔母だったこともあり、「昔から、兄妹の様な感じでした」と振り返った。
「雅彦ちゃんほど、面倒見のいい人はいません」「雅彦ちゃんが、人の悪口を言ったことを聞いたことは、一度もありません」「雅彦ちゃんみたいにお金を使った人も知りません」「雅彦ちゃんみたいに面白い人は知りませんでした」などと津川さんの人柄を紹介した。
最後に会ったのは津川さんの妻・朝丘雪路さんが亡くなった後に出演した6月7日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月〜金曜正午)での収録だった。
「忙しくても、私の芝居を、毎年、全部見てくれた雅彦ちゃん」と感謝し、「私は、17歳くらいから知っていましたが、その歳その歳でいい俳優でした。でもこれからが、一番おもしろい津川雅彦さんを見られるはずだったのに!」と残念がり、「私の最も尊敬し、大好きだった俳優さんでした」と締めくくった。
◇黒柳徹子コメント全文
雅彦ちゃん
私は、徹子の部屋が始まる前、ずっとテレビドラマに出ていました。その中で、一番共演が多かったのが、津川雅彦さんでした。恋人もやった、秘書もやった、あらゆる役を雅彦ちゃんと共演しました。
雅彦ちゃんの叔母さんの女優、沢村貞子さんが、私を娘のように可愛がってくださっていたので、沢村貞子さんの甥の雅彦ちゃんとは、昔から、兄妹の様な感じでした。
雅彦ちゃんほど、面倒見のいい人はいません。
たくさんの若手俳優さんに、惜しみなくご飯をご馳走して、また、皆に仕事のチャンスが来るように考え、いろいろと教えてあげてました。
雅彦ちゃんが、人の悪口を言ったことを聞いたことは、一度もありません。
でも、私の周りで雅彦ちゃんみたいにお金を使った人も知りません。
例えば、徳島の阿波踊りを見に行くのに、祇園の舞妓さんや芸妓さんを一緒に踊ろうと連れて行き、しかも全てが近代的な感じにセッティングされていて、雅彦ちゃんみたいに面白い人は知りませんでした。
最後に会ったのは、奥さんだった朝丘雪路さんが亡くなった後の徹子の部屋でした。
忙しくても、私の芝居を、毎年、全部見てくれた雅彦ちゃん。
私は、17歳くらいから知っていましたが、その歳その歳でいい俳優でした。でもこれからが、一番おもしろい津川雅彦さんを見られるはずだったのに!
私の最も尊敬し、大好きだった俳優さんでした。
平成30年8月8日
黒柳徹子
女優の宮本信子さん「息もピッタリ…名コンビだったと思います」
産経ニュース 2018.8.8 14:27配信記事より引用
俳優の津川雅彦さんが亡くなったことを受け、「マルサの女」「スーパーの女」などの伊丹十三監督作品で多く共演した女優の宮本信子さん(73)が追悼コメントを寄せた。コメントは以下の通り。
ショックです。
体調が良くなったら二人でご飯でも食べて、沢山思い出話をしましょうとメールをしておりました。
マサヒコちゃん、ノブちゃんと呼び合っていて、一番多く共演しているかと思います。
『スーパーの女』あたりから息もピッタリ合っていて芝居をするのが本当に楽しかった。名コンビだったと思います。
伊丹監督の厳しい注文をクリアすると、二人で手を取り合い、「やったぁ~」と、ハグして喜びました。
マサヒコちゃん、あちらの世界で監督と一緒に待っていて下さい。私もいつか参ります。又、共演するのを楽しみにしています。
長い間、ありがとうございました。
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東山紀之、津川さんは「本当の父親以上の存在」
ディリースポーツ 2018.08.08配信記事より引用
俳優の津川雅彦さん(享年78)が4日に心不全のため亡くなったことを受け、東山紀之が8日、所属事務所を通じ、報道各社にFAXでコメントを発表した。NHK BSのドラマ「大岡越前」やテレビ朝日「必殺仕事人2010」などで共演していた。
東山は「時には厳しく、時には優しい言葉で、俳優こそ知性を磨く努力が必要だと、いつも教えられてきました。本当の父親以上の存在でした。今頃は朝丘さんと仲良く手をつないでいるかな。お二人には感謝しかありません。津川さんの意思を継いでいきます」とつづり、津川さんを悼んだ。
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津川雅彦さん出演作品
狂った果実
日本の夜と霧
墨東綺譚
1992年見放題
名匠・新藤兼人監督が永井荷風80年代の“生と性”を赤裸々に描く文芸エロス
見どころ
『裸の島』の新藤兼人監督が永井荷風の同名小説をもとに、主人公を荷風本人に置き換えて映画化。墨田ユキがデビュー作にして美しい肢体と大胆なラブシーンを披露し話題に。
ストーリー
永井荷風は妻も取らず女道楽を続けていたが、58歳を迎え、色欲の衰えとともに創作意欲が減衰していくのを感じていた。そんななか、荷風はお雪という娼婦に出会い足しげく通うように。創作意欲を取り戻した荷風は、お雪をモデルとした小説を書き始める。
2020年7月15日 23:59まで配信 R15+© 1992㈱近代映画協会
津川雅彦さん天国にいって雪路さんと末永くお幸せにお過ごしください。
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