BPOの圧力が強いせいか地上波のベッドシーンなどは殆ど放送しない様になっている平成の現代ですが、国営放送であるNHKで「驚愕ベッドシーン」を放送した。これにたしてBPOさんはどう判断するのでしょうか?その判断により地上波のドラマが変わるかも知れませんね。
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NHKが解禁した歴史的「驚愕ベッドシーン」を完全実況!
Asagei+2018年8月7日 05:58配信記事より引用
テレビでの性表現が規制・縮小傾向にある中、逆にそうした表現を“解禁”して視聴者を仰天させたのが、みなさまのNHKだ。このほど人気の金田一耕助シリーズで驚愕のベッドシーンを見せたのである。
7月28日、BSプレミアムで放送されたのは横溝正史の代表作のひとつである「悪魔が来りて笛を吹く」の同名ドラマ。昨年から横溝正史の短編をドラマ化するなど、横溝作品のリメイクに熱心なNHKだが、過去最淫ではないかと評判のドラマを制作して評判となったのが、「悪魔がー」なのだ。
同作品は、夜の洋館に死んだはずの男のフルートの音が不気味に響きわたると殺人事件が起こる没落した旧華族で繰り広げられる。これまで何度となく映画・ドラマで再演されてきた昭和のゴシックホラーミステリー。
本誌が注目するのはもちろん主演の金田一ではなく、華族でありながらインモラルな性癖を持つ人妻・アキ子役の筒井真理子(55)だ。夫を亡くしたばかりで、精神不安定の状態にあるが、住み込み医師とはすでに懇ろの関係となっている。
そして、そのアキ子には様々な秘密があり…。
演出は、連続テレビ小説「あまちゃん」や「富士ファミリー」シリーズを手掛けた吉田照幸ディレクター。東京の元華族の屋敷を舞台に繰り広げられるインモラルな人間関係。そこから生まれる悲劇に、名探偵金田一が迫ります。今回は金田一耕助 役・吉岡秀隆さんに、ドラマの見どころなどを伺いました!

金田一耕助(吉岡秀隆)は、等々力警部(池田成志)らと殺人事件の謎解きに挑む。
ひとつの目標だった金田一 役
──ドラマのオファーを受けたときの感想は?
実は子役時代、映画に初めて出演させていただいたのが『八つ墓村』でした。そのときに、金田一耕助 役を俳優の大先輩であり、今も尊敬する渥美 清さんが演じていらしたんです。以来、自分が俳優を続けていくなかで、心の中にいつも引っかかっていたキャラクターのひとりが金田一耕助でした。
正直、もう自分には演じるチャンスがないかもしれないと思っていたので、オファーをいただいた際は思わず「金田一、きた……」と驚いてしまいました(笑)。
しかも監督は「富士ファミリー」シリーズでお世話になっていた吉田照幸ディレクター。あのほのぼのした雰囲気とは真逆といえるドロドロした世界観をどんな風に作り上げるのか、とても楽しみだったんです。

旧華族の椿家では、怪しく奇妙な占いが行われ……。

ひとりでに鳴り出したレコードの謎を解く金田一。
長ゼリフにカットがかからない!?
──撮影現場で印象的なできごとはありましたか?
主なロケ地が三重県桑名にある六華苑という洋館だったのですが、そこはまるで横溝正史さんがこの地をモデルに「悪魔が来りて笛を吹く」を書いたのではないかと思えるほど、ドラマの設定にぴったりの場所でした。
和洋折衷の建築に美しい庭園、近くには防空壕の跡地まであったんです。そういう空気の中で、衣装や美術など各スタッフさんの力も借りながら、自然と今回の金田一の世界が出来上がっていくような気がしました。
──今回の金田一探偵は、“よくしゃべる”設定だそうですが?
そうなんです。台本の後半30ページぐらいは、僕ひとりでしゃべってるんじゃないかなと思ったくらい(笑)。その長いセリフを話しているときに、吉田ディレクターがなかなかカットの声をかけてくれなくて。驚いてカメラの方を見たら、テープはもう切れていて。吉田さんによると、「(演技が)すごくよくて、どこまで続くかと見守っていた」そうなんです(笑)。
基本的に、吉田さんは俳優にNGを出さない監督さんなのですが、それはつまり、こちらの演技を信頼したうえでの一発勝負という意味です。ストップをかけない分、逆にものすごい緊張感があります。ですから今回は、俳優として改めて修行の場にもなった作品でした。
──今回の金田一は、吉岡さんから見てどんな人物ですか?
この人なら話せる、という何か魅力があるのかもしれません。事件を解決していくなかで、肉親の人たちには知られたくない話までも金田一にはついつい話してしまう……そういう一生懸命な人間なのではないでしょうか。
あとは、優しさでしょうか。人の命をこれ以上失いたくない。救いたい、という気持ちが強い金田一になったと思います。

金田一は、椿家の娘・美禰子(志田未来)にすべてを知る覚悟があるか尋ねる。
吉田照幸ディレクター メッセージ
今回の「悪魔が来りて笛を吹く」は、家族の物語です。人間の業や悲しさ、その裏にある優しさなどに心を動かされる、そういう血の通った金田一像を描けないかと模索しました。主演の吉岡秀隆さんをはじめ、俳優の皆さんは100%以上のパフォーマンスをしてくださったと思います。吉岡さんにカットをかけなかったのは本当です(笑)。それは、「どこまでいくのだろう」と、撮影している私自身、どんどん続きが観たくなったほど、吉岡さんの金田一の演技がすばらしかったからなんです。ひそかに、今までで一番おもしろい金田一作品になったんじゃないかと自負しています。ぜひご覧ください。
「悪魔が来りて笛を吹く」は既に放送済です。見逃してしまった方はVODで見逃し配信でみるか8/26午後2時からの放送を見るしかありません。昭和の金田一耕助と言えば石坂浩二さんですが平成最後の金田一耕助は吉岡秀隆さん。新シリーズになるかも知れませんよ。衝撃のシーンも含めご覧になっては如何でしょうか?
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