通信関連 4K・8K放送って?2018年12月から放送開始 Tweet Pocket 2018.05.07 by saruken 0 Reading Time: 3 minutes 家電量販のテレビ売場に行くと4Kテレビが各メーカーから発売されていますが、そもそも4Kテレビって何?なんとなく今のハイビジョン放送よりも綺麗な映像が見れるって事しか知らなかったので少し調べてみました。 目次 そもそも4Kテレビって何?4K・8Kって何?新4K・8Kテレビを見るためにはどうすればいいの?「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の違いって?意外と手軽!?「新4K8K衛星放送」見るのに“本当に必要なもの”はなにか 8Kより「高画質な4K」が主軸、録画もOKにNHK+民放キー局の4K放送は意外とお手軽!?お節介オヤジのおすすめ関連記事 そもそも4Kテレビって何? 個人向けトップデジタル・AVCテレビ ビエラDigital FUN!そもそも4Kテレビって何?より引用 フルハイビジョンの4倍も高精細なテレビです。テレビは大画面になるほど1画素あたりの面積が大きくなり、画素の粗さが目立つという課題がありました。4Kテレビなら、フルハイビジョンの4倍の画素数でこの課題を解決。大画面で見ても、画素の粗さが気になりません。高画質を大画面で楽しむなら、4Kテレビがおすすめです。 <解像度による違い> <同じ画素数でも、画面サイズが大きいほど粗く見える> <4KならフルHDと同じ画面サイズ以上でもきれい> 4K・8Kって何? DXアンテナHPより引用 現在のデジタル放送(フルハイビジョン)に比べ、より高精細・高画質な映像(スーパーハイビジョン)を提供する新たな放送です。 フルハイビジョン(2K)と比べ、4Kは4倍、8Kは16倍の画素数なので大画面でも粗さが目立ちません。 2018年12月1日に新4K8K衛星放送の本放送が開始され、高精細・高画質な映像を楽しむことができます。 一部の4K放送は既存のBS右旋でも放送されます。ただし、新4K8K衛星放送を含むすべての放送を受信するためには3224MHz対応のアンテナの設置が必要 新4K・8Kテレビを見るためにはどうすればいいの? 以下はテレビをアンテナで視聴している方です。ケーブルテレビで衛星放送(BS・CS)を視聴している方はSTB(チューナー)のバージョンアップがなどがあるはずなので4Kテレビさえ用意すれば4K・8K放送の視聴ができると思います。 4K放送を視聴するためには、「4Kテレビ」または「4K対応テレビ+4Kチューナー」と放送波を受信するための「受信設備(2K・4K・8K 対応BS アンテナなど) 」が必要です。 現在2K テレビのみをお持ちの方は、「4K・8K放送に対応したテレビ設備(4Kテレビor4K対応テレビ+4Kチューナー)」と「受信設備(2K・4K・8K対応BSアンテナなど)」の新設が必要です。 現在「4K対応テレビ」をお持ちの方は、「4Kチューナー」と「受信設備(2K・4K・8K対応BSアンテナなど)」の新設が必要です。 既存(2K)のテレビの場合 既存(2K)テレビとBSアンテナ(2K)の場合 4K対応テレビをお持ちの場合 4K対応テレビとBSアンテナ(2K)の場合 アナログ放送から地上デジタルへの時は地デジ対応テレビさえ用意すれば良かったわけですが、今回の4K放送を見るためには結構なお金がかかりそうですね。アンテナでテレビ視聴をしている方はケーブルテレビに切り替えた方がお金がかからないかも?知れませんね。ケーブルテレビに切り替えてしまえば、何年かおきにアンテナの交換もする必要もなくなりますしね。 「4Kテレビ」と「4K対応テレビ」の違いって? 4K対応テレビ 現在放送されているデジタルハイビジョン放送を受信でき、かつ外部から入力された4K映像信号を4K本来の画質 (水平3,840画素、垂直2,160画素)で表示できるテレビです。現在、多くのメーカーから市販されています。 4Kテレビ 4K対応テレビの機能に加え、4K放送をテレビ本体で受信可能(※1) なテレビです。現在市販されているテレビは124/128度CSの4K放送が受信できるものがあります。 なお、BS・110 度CSの4K・8K放送を受信できるテレビは新4K8K衛星放送の本放送開始までに市販される予定です。 ※1 ここでは、衛星による4K放送、IPTV による4K放送・配信サービス(ビデオ・オン・デマンド、IP放送、IP再送信)のうち、1つ以上の受信機能をテレビ本体に搭載していることを指します。 意外と手軽!?「新4K8K衛星放送」見るのに“本当に必要なもの”はなにか GetNaviweb 2018/5/1 13:35 配信記事より引用 2018年12月1日から、「新4K8K衛星放送」が始まる。色々準備も必要なものだが、本当に視聴に必要なものはなんなのだろうか? そして、どんなものが見られるのだろうか? ここで改めてまとめておきたいと思う。最終的に「すべてを見よう」とするとなかなかにハードルが高いものなのだが、ちょっと視点を変えると、別の姿も見えてくる。 8Kより「高画質な4K」が主軸、録画もOKに ↑ひと足先に本放送を開始した「スカパー! 4K」 「新4K8K衛星放送」は、現在の衛星放送のうち、いわゆるBS放送と、110度CS放送を再編、付加価値を追加するために生まれるものだ。スカパー!向けに、2015年3月より124/128度CS放送で「スカパー! 4K」という4K放送が始まっているが、それとは別のものである。いま、4K放送といえば、「新4K8K衛星放送」のことと考えてもいいだろう。現状、地上波では4K放送を導入する予定はなく、放送における最高画質の放送は「新4K8K衛星放送」になる、と思っていただいてかまわない。 4Kテレビが普及しつつあることから、「次は8K」というイメージを持つ人も多いだろう。そこに「新4K8K衛星放送」が登場するので、この放送の主軸を8K、と思っている人も意外と多い。 だが、そこは明確に違う。 今回の新放送の主軸は「4K」であり、8Kについては、NHKが1つのチャンネルで放送を行うに過ぎない。 コンテンツ制作の現場では8Kの利用も増えていくだろうが、「4Kでのコンテンツ体験がようやく定着する」のがいまのフェーズ、といっていい。 特に、今回の4K放送は「画質」が非常に良い、という点が重要だ。意外に思われるかもしれないが、過去のデジタル放送は、同じ解像度のコンテンツの中では必ずしも「高画質」とはいえなかった。映像を伝送するために必要な帯域が狭く設計されていたからだ。しかし今回の4K放送は、ビットレートが「最大33Mbps」とかなり高い。ディスクメディアであるUltra HD Blu-ray(最大108Mps)にはかなわないが、ネット配信の4K(一般的には十数Mbpsで、もっとも恵まれた環境の場合でも25Mbps程度)よりはずっと高く、しかも品質が安定している。この点は利点といえる。 こうした高画質コンテンツを「録画できる」のもポイントである。スタートした段階ではハードディスクへの録画が中心で、ディスク記録はまだだが、これまでのBS放送と同じく、ダビング10もしくはコピーワンスでの録画記録が可能になっている。(実際の運用は放送局に委ねられている。この点も現状と変わらない)新4K・8K放送は規格策定の段階で各社の思惑が錯綜し、一時は「録画できなくなる」との話が出たこともある。だが、結果的には、消費者視点で見ると、ディスク記録が遅れていること以外は、これまでと似た形に落ち着いた。 ちなみに、暗号化と契約管理に使う「CAS」という仕組みには、これまで使われてきた「B-CASカード」とは違う、「ACAS」という仕組みに変わる。基本的には、ICカードではなく、本体に内蔵するICチップ形式になるが、当初は取り外し可能な子基板のような形で提供される場合もあるという。CASそのものの存在や、ダビング10の存在に関する問題はあるものの、4K放送だからその点が変わったわけではなく、継続されたような形になっている。 NHK+民放キー局の4K放送は意外とお手軽!? もうひとつのポイントは、放送のほとんどが「CMによる無料モデル」である、ということだ。要は、民放キー局がこれまでの放送モデルをそのまま採用する、ということである。これには功罪両面があるが、消費者から見た場合、「追加費用を払わずに最新の4K映像を見れる」ことは、大きなポイントといえる。 では、見るためになにが必要なのか? 4Kテレビはあったほうがいい。HDR対応の放送もあるので、4K+HDR対応テレビであることが望ましい。ただし、チューナーをつなげれば従来のフルHD(2K)テレビでも見れるし、画質向上はわかるはずだ。 放送の方式が変わるので、4K放送対応のチューナーは必要になる。既存の衛星放送用チューナーでは視聴できない。当面はテレビに外付けのチューナーを付ける形が主流だろう。2018年中には4K放送対応チューナー内蔵のテレビも出てくるだろう。録画については、過去のレコーダーではできない。4K放送対応のチューナーやテレビがそれぞれ対応することになる。当面はUSB接続のハードディスクなどに記録することになるはずだ。 ちょっと分かりづらいのが「アンテナ」である。新4K・8K放送では、衛星が使う電波帯こそ同じであるものの、一部のチャンネルで「左旋円偏波」という電波が利用される。これまでは「右旋円偏波」だったので、新たに対応が必要だ。 ただ、ここがポイントなのだが、「すべての新4K・8K放送が左旋ではない」。以下の図でおわかりのように、NHKおよび民放キー局が提供する4K放送については、これまでと同じ「右旋」が使われる。左旋に対応していないアンテナでも問題なく受信できるのだ。将来的に左旋アンテナへの対応は必要となるが、今すぐに変えないと4K放送が一切見られない、というわけではない。 ↑従来のアンテナ設備でもNHK・民放6チャンネル分の視聴が可能(出典:東芝映像ソリューション) ↑左旋対応のアンテナを含む新しい設備を導入すると11チャンネルもの4K放送が視聴可能になる(出典:東芝映像ソリューション) すなわち、(8Kでなく)4K放送を見たいのであれば、これまでの衛星放送が見れる環境に加え、「新4K放送対応チューナー」さえあればいい、ということになる。もちろん、できれば4K+HDRに対応しているテレビがあることが望ましい。また、すでに4Kテレビを買った人であっても、チューナーさえ用意すれば、テレビを買い換える必要はない。 ↑開発中の東芝の4Kチューナー。外付けHDDへの4K放送録画機能も搭載する 4K放送にどれだけのコンテンツが集まるかは、まだわからない部分もある。しかし、4Kでのコンテンツ製作と調達が当たり前になっている一方で、日常的に見る地上波は2K、それもかなり画質の劣るものだった。だとすれば、付加価値のあるものから4K放送に移っていくのはある意味必然でもある。映画やスポーツ中継などは、4K放送がひとつの軸になっていくのではないだろうか。 4K放送は「未来のもの」ではなく、目の前にやってきた。大規模な投資が必要であるなら消費者としても二の足を踏むが、「BS放送のアップデート」という形に鍵っていえば、そこまでの出費ではない。だからこそ、4Kテレビに興味がある人は、正しい情報を理解した上で年末を待っていて欲しい、と思うのだ。 チケット入手が困難な話題作も簡単に観劇! にほんブログ村 最短4分で広告を掲載できる『忍者AdMax』 お節介オヤジのおすすめ関連記事 4K放送開始に向けて新型テレビが続々発表 スカパー、8K衛星中継の伝送実験に成功。「2SI分割」で現行4K機材を活用 実は身近なBS 4K。開始まで半年「新4K8K衛星放送」の注意点 今から4Kテレビ買う人 地デジ切り替え時ほど盛り上がっていないが… スポンサー