お店での決済方法は現金、クレジットカード、デビットカードやこれはもうないと困る交通系電子マネー。電子マネーは交通系以外にもかなり増えましたよね。さらに仮想通貨で決済できるお店が増えてきているみたいですね。便利になったと判断するべきなんでしょうね?
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仮想通貨の決済導入店、お店側にメリットあるの? 実際に聞いてみた
日刊SPA! > マネー > 仮想通貨の決済導入店、お店側にメリットあるの? 実際に聞いてみたより引用
昨年から、ビットコインを中心とした仮想通貨ブームがかつてない熱を帯びている。ブロックチェーン技術向上にも期待が持たれる中、「通貨」としての使い勝手はどうなのか。店側にとって仮想通貨決済を導入するメリットについて聞いてみた。
店側にとっての利点は手数料の安さと広告効果
アポロ商標特許事務所(’16年4月導入)は「今のところ利用者はベンチャー企業が多いですね。特に事業を始めたばかりの法人にとって、仮想通貨で得た利益の使い道として最適なのかもしれません。また、ビットコイン決済可能なサイトとして取り上げられるので、広告効果もあります」と話す。
東京銀座シンタニ歯科口腔外科クリニック(’16年3月導入)は「東南アジアの患者さんが、どうしてもビットコインで払いたいと言うので対応したのがきっかけ。現地通貨で払われても困りますしね。ウォレット決済なので手間も少ない。ただ、価格が乱高下している昨年の秋からは利用者がいません。レートが落ち着いたら増えるとは思います」
そして「銀座沼津港」(’15年3月導入)では当初、月に1人程度だったが、現在は月に50~70人ほどが利用中。うち99%が日本人で、男女比は同程度、年齢層も20代から80代までと幅広い。
「手数料が1%とクレジットカードより安く、円レート計算なので店側は仮想通貨とフィアット(法定通貨)の価格差に左右されません。導入が早かったので集客と販売促進の手段としては成功していると思います」
仮想通貨の決済導入店、店側にはメリットなし? 世界初のICO開業店に聞いてみると…
日刊SPA! 仮想通貨の決済導入店、店側にはメリットなし? 世界初のICO開業店に聞いてみると…より引用
昨年から、ビットコインを中心とした仮想通貨ブームがかつてない熱を帯びている。ブロックチェーン技術向上にも期待が持たれる中、「通貨」としての使い勝手はどうなのか。ICOで店舗開業をした飲食店の話を聞いた。
送金技術の発展でICOによる開業出店も可能に?
昨年11月に開店した東京・赤坂のバー「サンタルヌー」はICOで実現した世界初の飲食店。支払い可能通貨はビットコイン、ビットコインキャッシュ、モナコイン、ネム、バイトボールの6種類だ。
店主の佐藤庸介氏は「もとは名古屋初のベルギービールバーとして9年営業していました。そのうち仮想通貨好きの客が集まる店として話題になり、東京でやってみてはどうかと言われICOをしたらすぐに集まったんです」と話す。
まさに時流に乗った形だが、利便性の点から仮想通貨で決済をする客はまだ少ない。佐藤氏も仮想通貨決済導入のメリットは、店の特徴として打ち出せる以外に現時点で特に感じていないという。
「メリットがあるとすれば、値上がり。ただ、値上がり分にも課税されるので税金の計算がとても面倒です。店がこれを運用に回すのも、法律で禁じられていますし。ライトニングネットワーク(低コストで少額を迅速に送金できる技術)の実装までは待ちですね」
送金技術問題が解決されるにつれ、ICOで開業する飲食店も増えていくのかもしれない。
取材・文/カシハラ@姉御 和場まさみ 辰井裕紀 安英玉(本誌)
― ビットコインで1週間暮らしてみた ―
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