本当に知りたいですね。仮想通貨は蜜なのか毒なのか?蜜だと信じて仮想通貨の取引を始めようか未だに決心がつきません。
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爆騰する仮想通貨は蜜か毒か?
@DIME コラム>爆騰する仮想通貨は蜜か毒か?2018.02.17配信記事より引用
世界中に億万長者を続々と誕生させている仮想通貨への投資。これから普通のサラリーマンが投資しても儲かるのか? 専門家と経験者に聞いた。
※記事内のデータ等については取材時のものです。
今、ネット上には仮想通貨をテーマにしたブログがあふれている。そのほとんどが取引で成功したことが書かれており、「10万円が1億円に!」「本日3億を突破しました!」といったものもゴロゴロしている。その中には、フリーター、主婦、女子大生もいて、投資はビットコインが最初という人が少なくない。
こうした状況を目の当たりにすると、無関心だった人でも興味がわいてくるはず。果たして、今から買っても〝勝機〟はあるのか?
「まず認識してほしいのは、仮想通貨は株やFXよりも値動きが激しい金融商品であるということ。ビットコインはほぼ一本調子に上昇してきましたが、昨年12月後半、1ビットコイン=約225万円の高値水準から、約1週間で140万円台まで暴落しました(Zaif取引所)。こうした乱高下は当面続くでしょう」とリスクを指摘するのは、フィスコデジタルアセットグループ代表取締役で仮想通貨アナリストの田代昌之さんだ。
中長期では妙味アリビットコイン以外の選択も
中長期では妙味アリビットコイン以外の選択も
この言葉で尻込みをする人もいるはず。しかし、中長期的には、十分投資対象になるという。
「金融庁が登録した取引所は現在15社で、今後も増える見込み。ビットコインの場合、取引を記録して通貨を得るマイニングという事業に、大手企業が続々と参入しています。市場参加者および資金流入の拡大は確実視されており、2〜3年後を見据えれば値上がりは期待できます」(田代さん)
実際のトレーダーはどう見ているのだろうか。「10万からの億り人@仮想通貨ブログ」の運営人・アラショーさんは、すでにビットコインからは撤退しているという。
「一番利益が出る時期は過ぎたと思います。今は、ビットコイン以外の仮想通貨を保有して、値上がりを待っている状況です」
確かに、ビットコイン以外の仮想通貨の上昇も目立つ。「他通貨へ投資するなら、時価総額が大きい通貨が基本(下記)です。ビットコインも含めて投資額は膨らませず、余裕資金の数%程度にすべきでしょう」(田代さん)
2人目の経験者K・Mさんのように、値動きに一喜一憂して、仕事に支障が出るのはマズイが、副業で得られたお金で大きな夢を見るのも悪くはないのでは。
〈経験者Voice〉アラショーさん
取引開始時期/2017年6月
保有通貨/「トリガー」「NEO」(ネオ)
累計投資額/10万円
『CRYPTOCURRENCY CALENDAR』というサイトで、各通貨の予定されているイベントをチェックして投資するようになってから、安定して利益が出るようになりました。昨年末時点で利益は500万円です。
〈経験者Voice〉K・Mさん
取引開始時期/2017年4月
保有通貨/「ビットコイン」のみ
累計投資額/30万円
約50万円儲かりましたが、あまりにも値動きが激しいため、仕事が手につかなくなったことも……。そこで、今は限度額を10万円と決めて、全部なくなってもいいと思って投資しています。
【ビットコイン以外の主な仮想通貨】
リップル
時価総額4位。米国に本社があるリップル社が発行。送金システムの機能が最も優れている仮想通貨といわれている。
ビットコインキャッシュ
時価総額3位。取引記録の保存方法など運営者の意見の対立によって、2017年8月にビットコインから分裂して誕生。
イーサリアム
時価総額2位。ビットコインよりも先進的な「スマートコントラクト」という技術で取引記録が管理されている。
文/編集部※記事内のデータ等については取材時のものです。
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