お節介オヤジが子供の頃、ウルトラセブンで諸星ダン隊員が腕時計で本部とテレビ電話みたいに話していた事をを思えていますが、21世紀の現在ではそれに近いどころかそれ以上の機能のもった腕時計が発売されていると考えると凄いですよね。
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Apple Watchの緊急通報機能で交通事故にあった母子が命拾い
iPhoneMANIA 2018年2月18日 02時57分配信記事より引用
飲酒運転の運転手に追突され、自ら救急車を呼ぼうとiPhoneに手を伸ばしたものの、見つかりません。その時彼女を救ったのは、緊急通報機能を搭載したApple Watchでした。
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iPhoneが見つからない!Apple Watchで通報
アメリカ・ペンシルバニア州在住のケイシー・アンダーソンさん(24)は昨年末、交差点で赤信号で停車していたところ、飲酒運転をしていた運転手の車に後ろから追突されました。後部座席には9カ月の赤ちゃんが乗っていました。
アンダーソンさんはハンドルに激しく叩きつけられ、一瞬目の前が真っ暗になり、何も見えなくなりました。とにかく助けを呼ぼうと手探りでiPhoneを探しましたが、見つかりません。その時、Apple Watchをしていることを思い出し、911(アメリカの緊急通報用番号)に通報しました。
Apple Watchの緊急通報機能とは
Apple Watchが搭載する緊急通報機能は、iPhoneがオンの状態で近くにあれば、ユーザーはサイドボタンを長押しし、警告音が鳴るまで押し続けるか、あるいはフェイスに表示される緊急スライダーをドラッグすることで、緊急通報可能というものです(アメリカの場合)。
iPhoneが近くにない、あるいはオフになっている場合は、Wi-Fiに接続する必要があります(Wi-Fi通話がオンになっている必要あり)。セルラー通信機能を持つApple Watch Series 3では、セルラー接続も使えます。
この緊急通報機能に焦点を当てた「Dear Apple」というコマーシャルも公開されています。登場しているのは実際に自動車事故にあい、Apple Watchのおかげで911通報ができたユーザーです。
Apple Watchをつけていて本当によかった
アンダーソンさんは首の骨がずれる、脳が腫れる、長期に渡って目眩や頭痛に襲われるなど、事故の後遺症に悩まされているもの、Apple Watchですぐに救援を呼べたおかげで、自分と息子は命拾いをしたと考えています。
ラクロスとバスケットボールのコーチをしているアンダーソンさんは2年前からApple Watchを愛用していますが、これまで一度も緊急通報機能を使ったことはありませんでした。「Apple Watchをつけていて本当によかったと思います」とアンダーソンさんは語っています。
Apple Watchの通信機能が人助けに貢献したのは、コマーシャル動画にもあるように、今回が初めてではありません。昨年はホホジロザメのいるカリフォルニアの海で遭難しかけた男性が、Apple Watch Series 3の通話機能で救助を要請し、無事に救助されています。
Source:Shape via 9to5Mac
Photo:Apple
(lunatic)
アップルは腕時計の市場も変えるのか?
JBPRESS マーケティング IT 2018.2.16(金)配信記事より引用
Apple Watch、出荷台数でスイス時計を上回る
スマートフォンの普及によって、携帯電話機市場の勢力図や、私たちを取り巻く社会の様相は様変わりした。そのきっかけをつくったのは、今からほぼ11年前に発売された「iPhone」だ。
そして、このiPhoneを手がける米アップルは、腕時計市場をも変えてしまうのかもしれない。
Apple Watchは800万台、スイス時計は680万台
英国の市場調査会社カナリスの推計によると、昨年(2017年)10~12月期における「Apple Watch」の出荷台数は800万台だった。
スイス時計協会(FH)が公表しているデータを見ると、この期間におけるスイス製腕時計(オメガやスウォッチ、ロレックスなどの合計)世界出荷台数は、680万台にとどまり、Apple Watchを下回った。
ドイツの調査会社スタティスタが作成したインフォグラフィックスを見ると、分かりやすい。
Apple Watchの出荷台数は、昨年の4四半期、いずれも前年実績を上回り、年間で5割以上増えた。
これに対し、スイス時計は、すべての四半期で前年実績を下回り、年間で4.3%減少した。
昨年1年間の出荷台数を見ると、Apple Watchが1840万台、スイス時計が2430万台。依然、スイス時計の方が多い。しかし10~12月期のような傾向が今後も続けば、Apple Watchは年間ベースでもスイス時計を上回りそうだ。
「シリーズ3」が牽引
カナリスによると、Apple Watchの成長を支えたのは、昨年9月半ばに市場投入した第3世代モデル「シリーズ3」。このシリーズの昨年における出荷台数は、ほぼ900万台に達し、アップルが同年に出荷した全Apple Watchのほぼ半分を占めた。
これにより、前述したとおり、10~12月期における全Apple Watchシリーズの出荷台数は、800万台となったが、この台数は、1つの四半期のものとして過去最高。アップルだけでなく、すべてのウエアラブル機器メーカーの出荷台数としても過去最高だったという。
セルラー対応モデルも好調
シリーズ3には、セルラー対応(携帯電話通信機能内蔵)モデルも用意されている。それまでのApple Watchは、iPhoneと接続して利用することが前提の機器だった。しかしセルラー対応モデルでは、近くにiPhoneがなくても電話やネット接続が可能になる。
カナリスの推計によると、セルラー対応モデルの全Apple Watch出荷台数に占める比率はわずか13%だった。しかし、その成長スピードは、すべてのセルラー対応ウエアラブル機器の中で最速という。
シリーズ3のセルラー対応モデルは、とりわけ、年末商戦に合わせ、携帯電話事業者が十分な在庫を確保した米国、日本、オーストラリアで、強い需要があった。一方で、品ぞろえが限られた、英国、ドイツ、フランスでは、成長の可能性が抑制されたと、カナリスは指摘している。
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