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「ギガファイル便」高速Wi-Fi完備の無料開放ラウンジの実力を試してみた

Wezzy2018.11.23配信記事より引用

ビジネスや趣味のシーンにおいて、写真や動画などの大容量のデータを転送する際、オンライン上のファイル転送サービスを利用する機会がめっきり増えた。筆者は無料のファイル転送サービス「Gigafile(ギガファイル)便」を多用しているのだが、同サービスを運営する株式会社ギガファイルが9月25日、東京・秋葉原に無料ラウンジ『ギガスタ』をオープンしたという。

なんでも、「ギガファイル便」がラウンジをオープンさせた背景には、ユーザーからの「自宅の不安定な回線だとアップロードに失敗することがある」、「Wi-Fi環境のないところでギガファイル便を使用したことで、スマホの通信制限がかかってしまった」という声があるという。無料で使わせてもらっておいてなんだが、筆者もひとりのユーザーとして、心当たりのある不満だ……。

実際に近年、ギガファイル便のユーザーは急増しており、それゆえサーバーにも大きな負荷がかかっているのだという。結果として、アップロードに時間がかかったり、ときに失敗したりと、ユーザーがストレスを感じる場面も増えてしまっているようだ。

『ギガスタ』は、そんなユーザーのストレスを解消すべく作られたラウンジで、強力なWi-Fiを完備しているうえ、プロバイダを通さずギガファイル便に直結できる回線を用意しているため、1GBのファイルを30秒でアップロードできるそうだ。

近年はカフェなどで仕事をするノマドワーカーも多く、また、不特定多数の人間が利用できるコワーキングスペースも増加している。オフィス以外の場所で仕事をすることが一般的になってきた今、『ギガスタ』への期待も高まるが……。果たしてギガスタは利用に値するだけのラウンジとなっているのだろうか。筆者が実際に訪れ、利用してみたので、その様子をレポートしよう。

「ギガスタ」レポート 実際の居心地は…正直微妙

「ギガスタ」へのアクセスは、東京メトロ銀座線末広町駅から徒歩1分。秋葉原の雑居ビルの3階にある。営業時間は13時から19時までで、最終入場時間は18時半。利用するにあたって予約は不要である。

「ギガファイル便」高速Wi-Fi完備の無料開放ラウンジの実力を試してみたの画像2

スマートな看板がお出迎え。

店内は縦に長く、8畳程度と手狭ながらも小奇麗なスペースで、、部屋の左側にソファが並べられている。満席でも、6,7人ほどの収容が限界だろう。右側の壁一面が200インチ越えの4Kモニターとなっており、利用者が誰でも使うことができる。しかしこの日はアーティストによるライブペインティングのパフォーマンスが行われていたため、モニターはキャンバス地で覆い隠されていた。

「ギガファイル便」高速Wi-Fi完備の無料開放ラウンジの実力を試してみたの画像3

スペースは狭いが、新しくて綺麗。手前は国産の高級ドリップマシン。

ともあれ、スタッフに名刺を渡して、無料の淹れたてコーヒーを手に着席。ちなみに学生の場合は、学生証の提示でOKだ。ソファの近くには折りたたみ式の簡易丸テーブルが置かれており、作業をするときはそれを使うことになる。ただ、このテーブル、、筆者の小ぶりな13.3インチサイズノートパソコンがハミ出るほど小さく、正直作業どころではない。せっかくいただいたコーヒーも、置き場所に困ってしまう。このときはテーブルの数に余裕があったためパソコン用とコーヒー用で2つ占領させてもらったが、利用者がたくさんいるときには、パソコンを膝に広げるしかないだろう。

「ギガファイル便」高速Wi-Fi完備の無料開放ラウンジの実力を試してみたの画像4

せ、狭い……!

筆者は2時間ほど滞在していたが、混み具合としては、筆者を含めて常に1、2人の客がいるかどうか、といったところ。この日はライブペインティングを見に来た人もちらほら見受けられたが、通常の平日昼間であれば、混雑なく使用できそうだ。

回転率は比較的は良かった。長く滞在する人でもせいぜい1時間程度。出先で、大容量ファイルのやり取りをするためだけに訪れる人が多いのだろうが、率直に言ってしまうと、居心地自体はそこまでいいわけではない。ソファに簡易テーブルという設備で長時間の作業をするのは厳しいものがあるだろう。しかしこの場所はそれでいいのかもしれない。

回線は超高速! フリーWi-Fiスポットとしても便利

さて、肝心な回線についてだが、さすがウリにしているだけあって、感動的な快適さである。筆者が試しに、手元にあった30メガバイトほどのファイルをギガファイル便に上げてみたところ、アップロード、ダウンロードともに1秒程度で完了してしまった。普段であれば、100秒くらいは覚悟するデータ量なので、もはや異次元の速度だ。もちろん利用者のパソコンのスペックなどによっても差はあるだろうが、少なくとも一般的なビジネスパーソンが、仕事で使うファイルをアップロード、ダウンロードするくらいであればストレスフリーに利用できることだろう。出先でデータの送信が急に必要になったとき、この環境があれば重宝することは間違いない。

また、ギガファイル便を快適に利用することを目的としたラウンジではあるが、Wi-Fiは通常のネットにも使用可能。速度も申し分なく、YouTubeを再生しながらネットを閲覧しても、動作が重くなることはなかった。せっかくなので溜まっていたスマホのアプリケーション更新もついでに片づけてしまったが、こちらもじつにスムーズデ、感動したのであった。

秋葉原のギガスタは長時間作業には向かないが、短時間の作業スペースとしては最高

以上、実際に利用してみた感想を述べていこう。

まず、先ほども申し上げた通り、ラウンジの居心地自体はそこまでよくはない。しかしそれはふかふかのソファが置かれたカフェや、有料コワーキングスペースなどと比較した場合の話。街中でWi-Fiが完備されているうえ、コーヒーも飲める無料スポットなど、ほかにはないだろう。

そのため、秋葉原界隈で中途半端に時間が空いてしまったときや、ちょっとWi-Fiにつないでデータを送りたい、アプリを落としたい、ゲームがしたいなど、大容量の通信が必要なときに、短時間の作業スペースとして立ち寄るには、ありがたいラウンジである。反対に、腰を落ち着けて長時間の作業を行うなら素直にカフェなどへ行った方がいいだろう。

「ギガスタ」は基本的に土日が定休日となっているが、イベントなどで営業日や営業時間が変則的になることもある。公式サイト上にスケジュールの記載されたカレンダーがあるので、利用する前にはそちらをチェックすることをおすすめする。また、一般的なコワーキングスペースのように備え付けのパソコンがあるわけではないので、パソコンなどは持参する必要があることも留意してほしい。

(文=スギヤマ/A4studio)

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