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KPOP人気グループTWICE紅白出場この事に関して目くじらを立てている人がいますが、そんなに嫌なら紅白見なけりゃいいでしょと思ってしまいます。そもそもBTS(防弾少年団)の炎上騒動で紅白出場中止になった後でまたですか?それにしても騒いでいる方々は紅白見ているのでしょうか?

TWICEが着た慰安婦チャリティーシャツは「反日」じゃない! 日韓を分断する道具にK-POPを使うな

Wezzy2018.11.15配信記事より引用

『第69回NHK紅白歌合戦』で2回目の出場が決まったTWICE。「徴用工」問題や、BTS(防弾少年団)の炎上騒動などもあり、出場自体に微妙な空気も流れたが、K-POPガールズグループとしては初めて2年連続の『NHK紅白歌合戦』出場となった。

今月5日に発売したアルバム『Yes or Yes』はTWICEの韓国版アルバムとして初めてオリコン週間ランキングで1位を獲得。来年には東京、名古屋、大阪の3都市をまわるドームツアーが決まるなど、勢いを感じさせる。

しかし、そんなTWICEがいま炎上している。理由は、メンバーのダヒョンがかつて背中に「I MARYMOND YOU」と書かれているシャツを着ていた写真が拡散されたからだ。

ダヒョンが着ていたシャツはMARYMONDというチャリティーブランドのもの。MARYMONDはその収益が元従軍慰安婦の人たちの支援として寄付されると銘打たれて運営されている。

MARYMONDはTシャツの他にもカバンやキャップやiPhoneケースなども展開しているが、そのオシャレなデザインゆえに若者に人気のブランドで、Wanna Oneのカン・ダニエルとオン・ソンウ、miss Aのスジ、BTSのジンとV、SEVENTEENのエスクプス、俳優のパク・ボゴムなど、多くの韓国スターがブランド商品を身につけているのが確認されている。

しかし、これを受けてインターネットでは「TWICEは反日活動家だ」「紅白の出場は取り消すべき」といった声が噴き上がっている。

元従軍慰安婦へのチャリティーに賛同するのは「反日」ではない

MARYMONDを着ていたら反日思想の持ち主なのだろうか? そんなことはない。MARYMONDのテーマは元従軍慰安婦の支援であって、「反日」ではない。

MARYMONDは、歴史上実際に起きた女性の人権に対する重大な毀損に対峙し、いまでもその苦しみと戦う被害者に寄り添うものであって、日本を攻撃するためにつくられているブランドではない。

ご存知の通り、そもそもTWICEにはミナ、サナ、モモと日本人メンバーが3人いる。彼女たちがMARYMONDの商品を身につけて「反日」というメッセージを発信しようとしているとも考えにくい。

ちなみに、ダヒョンがMARYMONDのシャツを着ていたのは去年の話で、ONCE(TWICEのファンの総称)の間ではもうすでに一度話題になって解決した話だ。

TWICEやBTSが「嫌韓」を煽る道具にされている

では、なぜ、いまになって写真が掘り出されて、このように炎上しているのか?

それは結局のところ、K-POPアーティストをネタに韓国ヘイトを騒ぎ立てて、分断を煽りたい人たちの道具にされているからだ。

そもそも、先頃から騒動になっているBTSの件も、その本質は普段から「嫌韓」「反韓」をがなりたてている人々が韓国ヘイトを正当化するための道具としてBTSを用いているだけのことに過ぎない。

それは、BTSが謝罪の声明を出し、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)が謝罪を受け入れた後のネトウヨ層の反応を見れば一目瞭然だ。ツイッター上には驚愕せずにはいられないこんなグロテスクな言葉が書き連ねられていた。

<やはり広島被爆者団体の人も反日朝鮮人のようです>
<BTSの件、日本原水爆被害者団体協議会は抗議声明出さないようだな。やっぱただの政治団体だったか>
<原爆ナチス少年団こと防弾少年団のおかげで、また人権詐欺団体が発覚した。「日本原水爆被害者団体協議会」という団体らしい。ありがたいことだ。人権詐欺団体、ホント嫌い>

BTSが出した謝罪文は本当に真摯なものだった。所属事務所であるBig Hitエンターテインメントは、<当社所属の全アーティストの活動において、戦争および原爆等を支持せず、これに反対し、原爆投下により被害に遭われた方を傷つける意図は一切なく、今後もないことを明らかにいたします>と、原爆に対する立場を明確にしたうえで、<当社が事前に十分な監修ができず、当社のアーティストが着用するに至ったことにより、原爆被害者の方を意図せずとも傷つけ得ることになった点はもちろん、原爆のイメージを連想させる当社アーティストの姿によって不快な思いを感じ得た点について心よりお詫び申し上げます>と謝罪した。

そして重要なのはここからだ。

<”音楽とアーティストを通して全世界の人々に癒しと感動を届けよう”というのがBig Hitの存在理由です。また、多様性と包容の時代を生きていく中で考慮しなければならない要素が増えたことは、私共にとっても挑戦的な課題ですが、これを十分に遂行するために最善の努力を尽くしております>

BTSの音楽は世界中の人々の連帯を促し、友情を育む一助となるためにつくられているものであって、分断を深めるためのものではないと主張した。声明文ではさらに、<今後も、この度問題提起された事案だけでなく、さまざまな社会、歴史、文化的な背景に対する理解を基盤に、Big Hitおよび所属アーティストが活動する上で、細部にわたって気を配り、私共によって心に傷を負う方がいないように、さらに注意を払います>と宣言している。

被団協はBig Hitエンターテインメントによる謝罪を受け入れ、抗議の声明は出さない旨を明らかにした。

被団協の木戸季市事務局長は<私たちの目標は、人類は核兵器と共存できないという理解を広げ、世界から核兵器を廃絶することだ。この願いに反する各国指導者の言動や核実験などには、抗議活動を続けてきた>と、被団協の活動の趣旨を語り、そのうえで<こうした表現を巡る問題では、対決や分断を煽るのではなく、対話を通じてお互いの理解を深める方が望ましい。核兵器とはどういうものなのか、何が問題なのかといった点を巡り、話し合いをしていきたい。BTS側にもそう説明し、一致した>と語った。

なにが問題で起こったことだったかを確認し、謝るべきところは謝り、そのうえで、「分断」ではなく「相互理解」の道を探る、非常に理知的な着地であった。

しかし、BTSと被団協がそのように握手をしたことに対して、ネトウヨ層が放った言葉は、先に引用したような醜悪なものだった。

本当に原爆被害者の心を踏みにじっているのは誰か?

ネトウヨ層はBTSのジミンが原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツを着ていたことに対して「原爆被害者を愚弄した」と激高した。確かに、彼が着ていたTシャツのデザインはそう言われてしかるべきものであっただろう。

しかし、ではなぜ、「原爆被害者を愚弄した」と激高する人が怒りの矛先を向ける相手が隣の国のアイドルだけで、もっと「原爆被害者を愚弄」している人間の元に向かわないのだろう。

「原爆被害者を愚弄」しているというならば、国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞に対して祝辞のひとつも送らず、核兵器禁止条約に参加せず核廃絶に向かう世界の潮流から逆行し、原発再稼働を推進する現政権の方がはるかに被爆者の心を踏みにじっている。

その事実は明らかなのにも関わらずそういった動きは起きない。これが問題の本質をすべて炙り出している。

理由はひとつ。BTSは気持ちよく「韓国ヘイト」を吐き出すための、正当化の道具に過ぎないからだ。

BTSの問題は前述したような着地を見て収束しつつある、そんななか、『紅白歌合戦』出場決定のタイミングを見計らったかのように昔のTWICEの写真を持ち出されたことに作為を感じずにいられない。

「K-POPアーティストなら誰でもいい」とばかりに炎上を焚き付けられて、次から次へ「韓国ヘイト」の種火とされている状況は醜悪だ。しかも、「きのこ雲Tシャツ」の事例と違って、元従軍慰安婦の人々を支援するためのチャリティーブランドは日本の人々の名誉を毀損するものですらない。

Big Hitエンターテインメントが先にあげた声明文のなかで自らの存在理由を「音楽とアーティストを通して全世界の人々に癒しと感動を届けよう」としていたように、音楽は分断を深めるためではなく、国境を超えて人と人をつなげるためにある。

実際、K-POPをきっかけにして韓国語を勉強し始める若者は多く、ツイッターを見ていると、ハングルを使いこなして韓国のファンと交流している場面にしばしば出くわす。

K-POPはそういった美しい光景を生み出すために存在するものであり、分断を生み出すための道具ではないのだ。

(倉野尾 実)

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