Reading Time: 2 minutes

先般、「サニー 永遠の仲間たち」のリメイク版「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を映画館で観たときに50歳になるオヤジが涙がとまらない映画でした。その時は「サニー 永遠の仲間たち」はまだ観ていませんでした。日本版の「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を観た後に自宅でVODで「サニー 永遠の仲間たち」を観た時は日本版より涙はでませんでしたが感動はしましたが、さほど感動はしませんでした。がVODのいいところは何度も観返せるので2回目観返してみたところ、感動したポイントが違っていました。日本版の「SUNNY 強い気持ち・強い愛」も2回目も観に行きたいと思ってます。

90年代と今はここが違う! 映画『SUNNY』が描くテクノロジーとコミュニケーションの変化

コギャル文化全盛の90年代半ばに高校時代を過ごした女性たちの友情を描く『SUNNY 強い気持ち・強い愛』が現在公開中だ。今さら90年代をネタにすることに一抹の不安もあったが、さすがは『モテキ』や『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』などで若者文化を映像に落とし込んできた大根仁監督。制服の着こなしから小物、女の子たちのテンションまで抜かりなく当時を再現する手腕には脱帽した。当時コギャル文化を謳歌した人はもちろん、経験しなかった人にも、独特の時代の空気のようなものが感じられる作品になっているのではないかと思う。

本作では主人公の奈美(広瀬すず/篠原涼子)が転校先の学校で芹香(山本舞香/板谷由夏)らと出会い、仲良くなっていく過程を描いた高校生編と、それぞれの道を歩んだ彼女たちが再会を果たす大人編が交互に語られる。その中で、最も時代の変化を表すアイテムといえばスマホだろう。90年代半ばといえば、高校生たちの間ではまだまだポケベルが主流で、PHSや携帯もあるにはあったが、それほどの普及していなかった。当然SNSなどというものは存在せず、直接顔を合わせたことのある範囲の人間関係で日々はまわっていた。

photo nami - ハマる映画「サニー 永遠の仲間たち」日本版も観返してしてみたい!

スマホや携帯がないから当然写真を撮るにはカメラが必要だったのもこの時代らしい。重宝したのはインスタントカメラ。誰もが鞄に忍ばせ、暇さえあれば友人たちと写真を撮りあった。現像した写真にポスカで落書きしたりする様子は、今でいう「SNOW」で画像加工する行為にもよく似ている。ツールこそ違えどやっていることは変わらないのが面白い。

また、劇中ではグループの一員でもある奈々(池田エライザ)が、当時大流行した雑誌『egg』のモデルという設定。インターネットが一般的でなかったこの頃、メディアの中心は雑誌やテレビであり、「スーパー高校生」なる人気者も登場した。街で編集者に声をかけられ、雑誌に載ることは選ばれし者の証だった。今のようにInstagramやTwitterを通して、誰もが世界中に自分の存在をアピールできる時代が来るとは思いもよらなかっただろう。

photo nana - ハマる映画「サニー 永遠の仲間たち」日本版も観返してしてみたい!

そんな時代の変化、テクノロジーの変化も描いてみせた本作は、若い世代にとってコミュニケーションと向き合う作品ともなっているようだ。『NEWS ZERO』(日本テレビ系)で放送された、主演の広瀬すずと欅坂46平手友梨奈の対談では、映画を見た平手が「今はSNSだったりスマホでコミュニケーションをとる。遊びに行っても結局みんな下向いちゃって、その場にいることを忘れてしまっている」とコメント。それは劇中でも対比として描かれており、90年代の女子高生たちは顔を合わせている間中、とにかくしゃべりまくるのに対し、現代の少女たちは友人同士で集っていてもそれぞれがスマホに夢中で静かなものだ。

実際は彼女たちのしゃべり場がリアルな空間からLINEのトークルームに移っただけで、本質的には変わらないのかもしれない。それでもどこか空虚に思えるのは、“声の不在”ではないかと思う。「SUNNY」のメンバーが集うシーンでは会話の内容以上に表情や声のトーンで、それぞれがそれぞれの思いをあけっぴろげなくらい主張していた。それは素顔の見えないスマホの中のコミュニケーションでは、いくら絵文字やスタンプを駆使しても伝わらないものだ。むしろ文字を打ち込むことで、その時の気分はいくらでも取り繕えてしまう。母校を訪ねた奈美に恩師が、「今の子たちは裏で何をやってるかわかりにくくなった」とぼやくシーンがあるが、それも“声の不在”に由来することではないだろうか。顔を合わせていなくてもリアルタイムでコミュニケーションが取れたり、あらゆる情報が端末ひとつで手に入る便利さと引き換えに、私たちは知らず知らず“声”を失っていたのかもしれない。

それでも本作が世代を超えて支持されている背景には“友情”という普遍のテーマにある。時ともに移り変わり廃れていく文化もあれば、変わらない関係性や共有した思い出もある。変化と普遍、両方を描くことがこの作品の本質だったのではないだろうか。

90年代、今よりずっと世界は狭かった。そしてその分、濃密だった。これからよりテクノロジーやツールが発展していき、スマホですら遠い彼方に消えていくとしても、折にふれ標のように見返したい作品である。

 


「サニー 永遠の仲間たち」は見放題作品で何度でも観れます


792 l2 - ハマる映画「サニー 永遠の仲間たち」日本版も観返してしてみたい!

0 - ハマる映画「サニー 永遠の仲間たち」日本版も観返してしてみたい!

「サニー永遠の仲間たち」は、12年5月に日本で封切られ、ボニー・Mの「サニー」、シンディ・ローパーの「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」、映画「ラ・ブーム」でおなじみの「愛のファンタジー」、Joyの「Touch by Touch」など、70~80年代を代表する洋楽ヒットナンバーの数々が見る者たちの“追憶”を刺激し、日本でもリピーターが続出。

何不自由ない生活を送りながらどこか物足りなさを感じていた主婦のナミはある日、母の見舞いに訪れた病院で高校時代の親友・チュナと再会。末期ガンのチュナは死ぬ前にもう一度、高校時代の仲良しチーム「サニー」のメンバーに会いたいとナミに懇願するが…。
“1986年の高校時代”と“2011年のいま”を交錯させながら、人生の美しさと友情の絆を描く、笑いと涙と青春の甘酸っぱさが詰まった珠玉の感動作! 高校時代に個性豊かな7人のメンバーは、友情の証としてグループを“ サニー”と名付け、いつも笑い合っていた。あれから25年。偶然の再会を果たしたチュナは重い病に侵されていた。「死ぬ前にもう一度みんなに会いたい」と心から願うチュナのため、ナミは残りのメンバーを捜し始める。それはナミにとって、輝いていた日々を取り戻し、再び人生の主役になる旅でもあった―。


「サニー永遠の仲間たち」はU-NEXTの見放題作品として配信されています。無料トライアルに登録するだけですぐに観ることができます。「SUNNY 強い気持ち・強い愛」を映画館で観るも良し、「サニー永遠の仲間たち」を観てから「SUNNY 強い気持ち・強い愛」から映画館で観るもよし、どちらにしても感動することは間違いなしです。

gifbanner?sid=3384433&pid=885327705 - ハマる映画「サニー 永遠の仲間たち」日本版も観返してしてみたい!U-NEXT公式HPはこちら

関連記事:日本版”SUNNY”がダメだと言ったのは誰?40代の方は見るべき映画ですね。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
最短4分で広告を掲載できる『忍者AdMax』




 

google_ad_client = "ca-pub-9608738345170826"; google_ad_slot = "6876733194"; google_ad_width = 300; google_ad_height = 250;

スポンサー

スポンサー