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ケーブルテレビ大手のJ:COMと時代劇専門チャンネルの製作で池波正太郎先生原作戯曲「雨の首ふり坂」が放送されますね。この作品は喜劇や人柄の良さが顔に出ている?中村梅雀さん主演で作られた時代劇ですね。中村梅雀さんの「笑顔」を封印して挑んだ時代劇。出演者も大杉漣さん、中尾明慶さん、三浦貴大さんなど多彩な俳優さんが出演されています。時代劇ファンの方でない方にも楽しめる時代劇だと思いますよ!

中村梅雀がこれまでの「笑顔」のイメージを封印して挑んだ時代劇

HOMINIS 2018.06.20配信記事より引用

00 baijaku - 「雨の首ふり坂」中村梅雀がこれまでの「笑顔」のイメージを封印

「赤かぶ検事奮戦記」「釣り刑事」「BARレモン・ハート」など、さまざまなTVドラマシリーズで主役を演じてきた俳優・中村梅雀。50年を超える芸歴に支えられた圧倒的な演技力はもちろん、優しい笑顔で高い人気を誇る彼が、その癒やし系オーラを完全封印して挑んだ時代劇が「雨の首ふり坂」だ。

時代劇小説界の巨匠・池波正太郎が、自身の短編小説を基に執筆した戯曲「雨の首ふり坂」を映像化した本作は、諸国で殺しを請け負って生きてきた渡世人・源七の波乱の人生をクールかつスタイリッシュな映像で描き出す。そんな新感覚の時代劇の今だから語ることのできる裏話などを中村が語る。

「人の命を奪う職人」とも呼べる”渡世人”を演じてみていかがでしたか?

「1997年に三浦友和さん主演の『いのちの事件簿』というスペシャルドラマでヤクザを演じたことはありますが、時代劇で人の命を奪う役を演じるのは本作が初めてです。今まで池波正太郎先生の作品で演じてきた盗賊は節度を守り、正義感を持っていましたが、本作の渡世人は完全に人殺しで生きているアウトローなので、演じる上でのスタンスがまるで違いました」

声のトーンを抑えるなど、監督ともいろいろお話をされて役作りをされたのでしょうか?

「そうですね。梅雀=(イコール)丸顔、癒やし系、笑顔が素敵、カワイイ(笑)、下がり眉毛とか。とにかく笑顔しか浮かばないと思うので、本作ではそういうイメージを一切なくしました。血をたくさん被って怨念を背中にまとった感じが、黙っていてもにじみ出るような人物を目指したかったんです。それを監督に話したら『まさにそれが欲しい』とおっしゃられて。そういった雰囲気をうまく映像化できるように、いつもの現場でスタッフや共演者を笑わせて場をなごませるのを止めて、今回は一切笑わず、無駄口をきかないようにしました」

源七の若かりし頃を馬場徹さんが、その25年後の姿を梅雀さんが演じている、1役2人のキャスティングも魅力的でした。

「若くて精悍(せいかん)な馬場くんから25年後といえども、いきなり僕に変わったら戸惑いますよね(笑)。でも、別の役者だけど同じ役を演じている統一感を持たせるため、両手の人差し指を立てた状態で拝むようなしぐさを考えました。もう1つ、監督と殺陣(たて)師さんが考えたのが、刀を背負うしぐさです。敵に囲まれても刀を背負い、無の境地になって、かかってくる敵をズバッと一刀で斬る。この2つが、源七という渡世人を演じる2人の俳優をつないでいると思います」

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若き渡世人を演じる、中尾明慶さん、三浦貴大さんと共演されていますが、お2人の演技はいかがでしたか?

「以前、三浦君のお父さんの三浦友和さんと共演させていただいたことがあるので、ご縁を感じましたね。三浦君は実際に会うと顔立ちも体型も、渡世人を演じるにはすごみが少し足りないかなと思うんですけど、画面に映るととても精悍で。『これは持っているな』と思いました。中尾君は共演2度目ですけど、いい感じのチャラさがあって(笑)。しっかり自分がやるべきところを研究しているし、『この子は大したものだな』と思いました」

今だから言える撮影時の裏話がありましたら教えてください。

「源七のかつての相棒でもある渡世人・藪塚の半蔵を演じられた大杉漣さんとは3回目の共演でしたが、時代劇では初めてだったので、大杉さんはすごく喜んでらっしゃいました。源七と半蔵の間にある”昔から一緒に人殺しをしてきた仲間”という感じが、目が合った瞬間にあったので『ああ、いいな』と思いましたね。クライマックスで源七と半蔵が互いに背中を預け合うシーンは、お互いいい歳で、大杉さんは腰を痛めていて、僕も体調が悪い上での激しい立ち回りだったので、2人とも息も絶え絶えで(笑)。源七と半蔵という役から生まれるリアルな感じを出そうと2人で務めていましたし、無言のうちに自分たちは”相棒”だというのも感じ合っていました。最後にお会いしたのは2017年12月5日の舞台挨拶でしたが、その時はお元気でしたので、急逝の報せを聞いた時は驚きました。本当に残念でなりません。」

「今回の撮影現場には、和気あいあいさはなかったですが、すごくチームワークがしっかりしていました。撮影終了後の打ち上げでは、話が止まらなかったですね。饂飩(うどん)屋の主人・茂兵衛役の泉谷しげるさんは、ご自身の撮影は既に終わっていたのに、打ち上げのためにいらしてくださり、2日間泊まっていかれて(笑)。昔話から現在の話、現場の話などたくさんしました。三浦君も『もっといろいろ習いたい』と、すごく熱意を示してくれました。また、この作品のスタッフとキャストで時代劇を作ってみたいですね」

文=中村実香

「雨の首ふり坂」

池波正太郎が自ら短篇小説を戯曲に書きあらためた股旅ものの傑作を、中村梅雀をはじめとする豪華キャストで“アウトロー時代劇”として初映像化。時代劇専門チャンネルとJ:COMが共同制作した4K撮影による新たな本格時代劇。

あらすじ

一人の老いた渡世人・白須賀の源七(中村梅雀)は、奇妙な運命の糸に手繰られるように、信州小諸の首ふり坂へ向かっていた。遡ること27年前、若き日の源七(馬場徹)は兄弟分の藪塚の半蔵(金井勇太)と共に、ある貸元から敵対する前坂一家の親分殺しを請け負ったが、負傷してしまい髪結い・おふみ(芦名星)に助けられる。源七がおふみの家に転がり込んで数か月後、半蔵が殺しの分け前を持って現れるが、親分の仇を討とうとする前坂一家の行田の甚五郎(小市慢太郎)を筆頭に、刺客も迫っていた。源七は自分の子を宿したおふみを残して半蔵と姿を消す。

それから25年後、年老いてもなお殺しを請負ながら諸国を渡り歩いていた源七は、信州追分で若い渡世人・白井の彦太郎(中尾明慶)と出会い、竹原一家の親分(矢島健一)殺しを二人で請け負うことになるが、源七は出入りの途中で躰の具合が悪くなり、竹原の親分に傷を負わせただけで仕損じてしまう。源七たちは竹原一家の追手を振り切るも道中で行倒れていたところを、小諸宿で饂飩(うどん)屋を営む茂兵衛(泉谷しげる)と孫娘に助けられる。この日を境に源七は堅気の世界に身を置く事になるが、つかの間の幸せは長くは続くことはなかった。竹原親分の仕返しの命を受けた刺客、橋羽の万次郎(三浦貴大)と昔兄弟分だった藪塚の半蔵(大杉漣)が源七と彦太郎の命を狙っていたのだった。

渡世人…世間から外れ、住居もなく、諸国を渡り歩く博徒

原作者 池波正太郎

1923年、東京都出身。60年『錯乱』で第43回直木賞を受賞。以降、『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズを世に送り出し、人気を博す。77年、その精力的な作家活動が評価され吉川英治文学賞が贈られ、88年には菊池寛賞を受賞。90年、急性白血病で永眠。

「雨の首ふり坂」は7月21日19:30から時代劇専門チャンネルで放送されます。時代劇専門チャンネルの視聴方法のひとつとして、スカパー!の単チャンネル視聴料(700円)+スカパー!基本料でみる事ができます。視聴方法はこちらgifbanner?sid=3384433&pid=885296148 - 「雨の首ふり坂」中村梅雀がこれまでの「笑顔」のイメージを封印今なら2週間お試しで見られます! スカパー!簡単申込

 

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