”消えた男”あらすじ

〔蛇骨(じゃこつ)〕の半九郎一味わずか2年間のあいだに、江戸市中から近郊にかけて押し込み20件、殺傷68名という非道なことをしていた兇賊であった。
火盗改メの任についている堀帯刀組(先手・弓の第1組)の同心・高松繁太郎(25,6歳)は、〔蛇骨〕一味の盗人宿のありかを聞きだすべく、一味の女賊お杉と接触、彼女へ与える逃走資金30両を組へ申請し、拒否された。

捜査へのその無理解ぶりに、繁太郎は愛想づかしをして、組屋敷から消えた。

『鬼平犯科帳』Who’s Who~登場人物を総ざらえより引用

平蔵の名言

「それほどに、死んだ女がよかったのか・・・・・?」

「何事にも、いさぎよい女でございました。男らしい男のように、いさぎよい・・・・・」

解説

 

火盗改〆の同心・高松繁太郎は女賊のお杉を非道な情夫・勘蔵から逃がすため、お杉とともに江戸から姿を消した。八年後、お杉が病死したため江戸に戻ってきた。お杉に執着する勘蔵に命を狙われ、返り討ちにする。

お杉は見栄えの悪い大年増だったという。どこがよかったのか、お杉を勘蔵と高松が取り合った。勘蔵の叔父は「男と女の組み合わせなんて、まったく妙なものだ」と呟いたものだ。高松は平蔵に、お杉は「いさぎよい女だった」と語る。平蔵は「顔かたちや肌身のよさでもなく、そうした女こそ、何よりも男がのぞむ女なのだから……」と会得した。

高松は赦され、火盗改〆の密偵になる。

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