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【長谷川平蔵名言集】おみね徳次郎

原作あらすじ

伝馬町に程近い全勝寺の門前で、おもいもかけない幼友達のおみねに出会ったおまさは、おみねの口から網切の甚五郎の引き込みと錠前はずし山彦の徳次郎と夫婦となっており、徳次郎が甚五郎に呼ばれた近江に行く予定であることを知る。おみねは今でも法楽寺の直右衛門配下であるという。
早速、密偵の粂八と伊三次におみねと徳次郎を見張らせていると、徳次郎は迎えに来た佐倉の吉兵衛と共に雨の中を出かけたという。平蔵と同心・山田市太郎は二人を捕らえた。捕らえた徳次郎から、網切の甚五郎一味の盗人宿などを聞き出すが、一味はまたも網の目から逃れてしまった。
一方、おみねを見張っていた粂八は、浄念寺門前の[ひしや]を突き止め、相模の彦十に見張らせていると、法楽寺の直右衛門以下一味の者が集まっている事が判明、火盗改めの総勢17名と、伊三次、粂八、彦十らで[ひしや]を包囲して打ち込んだ。
捕らえた彼等の自白により、この年(天明8年)の冬までに、上総・下総に散らばっていた法楽寺一味の盗賊22名を捕らえるを得た。

長谷川平蔵の名言

女といういきものは、みな一色(ひといろ)のようでいて、これがちがう。

女にお男なみの仕事をさせたときにちがってくるのだ。

解説

女賊のおみねが捕縛され、佐嶋忠介が密偵に仕立てることを提言した際、平蔵は「同じ稼業をし、同じ女ではあっても、おまさとおみねではくらべものにならぬ」と断じる。

密偵はかつての仲間に”狗”と蔑まれながら、御役目に命をかける。平蔵の目となり、耳となり、昼夜を問わず江戸の町を探索する。常に危険が伴う難儀な仕事だ。なみの女ではとても勤まらない。

おまさは女賊として十数年を盗め(つとめ)、自ら志願して密偵となった。女の冴えた勘と男顔負けの度胸を持ち、抜群な働きをする。平蔵は「おまさなればこそ」と信頼している。平蔵の思いに応えるため、おまさは職務に身を尽くすのだ

登場人物・他

火盗改方、他

長谷川平蔵(火付盗賊改方長官)、 佐島忠介(筆頭与力)、 山田市太郎(同心)、 酒井祐助(同心)、

密偵・他

おまさ(密偵)、 小房の粂八(密偵)、 伊三次(密偵)、 相模の彦十(密偵)、 紋造(密偵)

盗賊・他

山彦の徳次郎(網切の甚五郎配下の盗賊)、 おみね(徳次郎の女房、女盗賊)、 網切の甚五郎(平蔵の命を狙う大盗賊)、 佐倉の吉兵衛(網切配下の盗賊、別名・連絡(つなぎ)の吉っちゃん。捕縛されたその夜、役宅の牢内で舌を噛み切って三日後に死亡)、 名草の嘉兵衛(法楽寺配下の盗賊、盗人宿[蓑安]の亭主)万蔵(おみねの父、盗賊)、 七五三吉(しめきち、法楽寺配下の引き込み役)、 富や善七(近江の国・水口の宿の飯や。網切一味の盗人宿)蓑安(法楽寺配下の盗人宿。千駄ヶ谷・法雲山仙寿院と道をへだてた向かいにある風雅な茶店)

お店、他

大津屋茂兵衛(塩町三丁目の煙管問屋)、 千代倉栄助(南新堀の酒問屋) 日吉屋(伝馬町・善勝寺に近い蕎麦屋)、 ひしや(浅草新堀・浄念寺門前の茶店)

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