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お節介オヤジも一応はフードアドバイザーなる資格を持っているのでウエルシュ菌の記事を見て今回は少し真面目に…

カレー弁当で77人食中毒 滋賀・守山、ウエルシュ菌検出

京都新聞 3/21(火) 22:54配信

滋賀県は21日、守山市千代町の「総合給食センター 一番」が提供した弁当のカレーを食べた工場など4事業所の従業員77人が、下痢や嘔吐など食中毒症状を発症したと発表した。
うち12人からウエルシュ菌を検出したため、草津保健所は食中毒と断定。22日から4日間の営業停止処分とした。全員が快方に向かっているという。
県によると、原因とみられるカレーは3月15日に提供された。ウエルシュ菌による食中毒は、加熱調理後に放置されたシチューなどの食品でよく起こるという。

食中毒の記事が出ると出てくる「よく加熱して」なので料理の表面の温度でなく中の温度に注意なんて事を目にする事が多いと思いますが、加熱しても死なない菌があるんですよ。それがウエルシュ菌なんです。

加熱でも死なない食中毒菌 2.ウェルシュ菌

ウェルシュ菌はセレウス菌と同様に菌体内に芽胞を形成する細菌で、土壌の常在細菌であるし、健康者も腸管内に常在する細菌です。しかし、常在ウェルシュ菌とは異なる特殊な性状を獲得したウェルシュ菌が食中毒を起こします。加熱でも死滅しない芽胞を持つ細菌であるので、加熱調理した食品が原因食品となります。ウェルシュ菌は酸素がある環境では増殖できない偏性嫌気性の細菌であり、酸素に暴露されると徐々に死滅してきますが、芽胞は酸素に暴露しても死滅しません。

ウェルシュ菌食中毒はわが国では1983年から食中毒統計に計上され、図1のごとく毎年約25件の発生件数(患者数が約2,500名)報告されています。大量に調理するところで発生し、1事件に占める患者数が多く、給食病とも呼ばれます。

ウエルシュ菌

http://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/foods/topics-foods/5573.html

ウェルシュ菌食中毒の原因食品は表1に示すごとく、カレ-, シチュ-や鶏肉、牛肉、鶏肉、魚介類などの調理食品(ロ-ストビ-フ,若鶏のトマト煮込み、ロ-ルキャベツ,肉じゃがなど)豆腐料理(麻婆簿豆腐など)、野菜料理(カボチャの煮付け、白菜のクリ-ム煮など)などいずれも食肉、魚肉、野菜などが含まれた加熱調理料理です。すなわち、これらの食材にはウェルシュ菌汚染が高いこと、加熱でも芽胞は死滅しないこと、加熱により酸素が放出されるし、肉類に含まれる還元物質により嫌気状態が保たれ、ウェルシュ菌が増殖します。http://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/foods/topics-foods/5573.htmlより引用

二日目のカレーは美味い!でも要注意!

カレーを作って二日目のカレーが美味い伝説。でもこれはウェルシュ菌の餌食になる可能性が高いです。当日作ったカレーはなるべく早く食べる。二日目のカレーを食べたいかたは…容器を移して充分に冷却する。

これらの原因食品は前日に加熱調理され、一晩室温放置(放令)された食品、あるいは加熱後2時間以上室温に放置された食品です。加熱食品が室温で自然放令され、50℃になると増殖が始まり、45℃では最も増殖速度が速く、猛烈に発育します。ウェルシュ菌が10万個/g以上に大量に増殖した食品が原因食品となります。http://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/foods/topics-foods/5573.htmlより引用

カレーを提供している飲食店でも翌日に回す場合は冷蔵庫で冷却して翌日、加熱して提供していると思いますが、今回の様な事が毎年数件発生しているのでは?

自宅で食事しただけなのに腹痛などが起きてしまったのは実は二日目のカレーかも知れませんのでご注意下さい。

 




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